先日宣言した読書企画をスタートさせました。
今回は、そんな読書企画の最初の記事になります。
スタートはハードルを低く
読書企画の最初の本は、長らく本を読む事から離れていた事を考えてライトなものにしようと決めていました。
以前読んだ事があって、今また読みたいと感じていて、厚くない本。
そこでこの本を選びました。
銀色夏生さんは私の大好きな作家さんの一人。
そして、スピリチュアルな事等興味が湧いてきている今。
さらに、この本は分厚くない。
今読むべきだ!と選んでみたんです。
読み終えるのにかかった時間は40分くらいだったと思います。
希望していたライトな作品でした。
惹かれる文章
本を開くと、まず綺麗な写真のページが。
それら一つ一つ見ていくだけでワクワクして、本を読むという事に対する期待が高まります。
この本はエッセイなので、文体もとても軽い。
そして、銀色さんの目線がやはり面白い。
軽いタッチで進んでいく文章ですが、その中にグサッとささる一文が隠れていたりするんです。
だから銀色さんのエッセイは面白くて好きなんです。
タイトルにもあるセドナって知らなかったんですけど、アメリカらしいです。
アリゾナ州にある、ゴツゴツとした岩が印象的な地域。
スピリチュアルな事に興味のある人たちが行く場所。
そして、そんなスピリチュアルな事に興味のある人たちをスピリチュアルな人たちが迎える場所。
なんとなくそんなイメージ。
赤って言うのがイメージカラーかなあ。あと、とっても青い空の色。
本の表紙も空ですし。
私の中でのスピリチュアルな場所と言えば、屋久島なんですけど。
屋久島は緑と少し濁りを加えた曇天の空の色というイメージ。
似通っているイメージではないのですけど、私の頭の中にパッとイメージが浮かぶくらいには力強い場所なのではないか、と。
乾いているであろう空気とか、そこに長年存在している岩とか、生きている植物。
銀色さんの目を通して見たセドナ。
私には魅力的な場所に思えました。
ただ、魅力的と一括りにしてしまうととてもつまらなく聞こえますけど。
懐かしい未来、見知らぬ過去
本の最後の方に登場する、言葉です。
私はこの言葉にとても惹かれました。
こんな言葉が零れるような場所に行ってみたいと素直に思ったんです。
そして、この言葉の意味を実感してみたい。
次は何にしようかな
まだまだ分厚い本に手を伸ばす程に読書熱が上がったわけではないので、また次もライトな本を選ぼうと考えています。
具体的に何の本にするかは決まっていませんが、本を選ぶワクワクを感じていられるのはとても幸せ。
読書企画、良いスタートを切れたのではないかと思います。
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