砂糖水と雑記帳

なんでもない日常の雑記帳 ~猫と暮らしてゲームして~

【虫籠の錠前】久々にヒットしたドラマ【感想】

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ドラマを見続ける事が苦手で、

録画しても溜まってしまって結局削除している私。

 

そんな私に大ヒットしたドラマがありまして。

今回はそのお話をしていこうと思います。

 

皆さんにおすすめしたい、という気持ちで書くので

なるべくネタバレはしないように気を付けます。

 

 

 

 

 好み

WOWOWで放送されていた虫籠の錠前。

ドラマの前情報が出た時から気になっていたんです。

 

最初は、俳優さん。

鈴木拡樹さんは、風魔の小次郎を見ていた時から好きな俳優さん。

とても頭の良い方のイメージで、

ご本人の纏っている柔らかい雰囲気とかがたまらなく好きです。

 

最近では2.5次元俳優の先頭を走ってらっしゃる方ですよね。

 

ドラマのタイトルも気になっていましたが、

内容が分かってからは一気に惹かれました。

超能力とか、教団とか、アクションとか、

なんか、好き!

 

とにかく私の好きな要素が詰まったドラマであるという事が分かって

見たい欲は一気に高まりました。

 

あと、嬉しかったのが30分番組だという事。

1時間のドラマを見続けるのがとても苦手な私。

仮面ライダーとか戦隊ものとか30分が丁度良いのです。

 

内容と合わせて、これなら見れるかもしれない!と期待してワクワクしていました。

 

ロクとナナ

ココからドラマの感想に入ります。

 

最初のオープニングのナレーション。

聞き取れないところとか、あえてぼかしてある部分が話数を進めるごとに明らかになっていくところが好きでした。

謎が明かされていく感じ、たまらなく好みです。

 

カゴロクって登場から謎の多いキャラでした。

オープニングと相まって、

「彼こそが謎を背負っている人なんだなぁ」と

まんまと思わされていた私。

 

しかし、カゴロクという名前と虫籠とかなんだか引っかかる部分がある。

 

カゴロク本人は空気が読めない感じの男の人。

本人曰く、「山で生活していた」からなのか

人との交流の仕方が下手。

握手の力加減を分かっていなかったり、

言葉の裏を読むという事ができない。

 

でも、嫌なやつじゃない。

空気の読めなさとかあっても、

ニコニコとしているあの表情や醸し出す空気で帳消しにされている感じ。

 

やっぱり鈴木さんだからなんだと思いました。

あの柔らかい笑顔で居られると、憎めないというか、許してしまうよなぁって。

 

1話からアクションをガッツリやられていたのも、私の心を掴みまして。

格好良かったです。

カゴロクのニコニコほんわかな印象と、アクションではキメるところとか

やっぱりこの人は何かあると思わせられた場面。

 

ナナミは、最初の印象は薄っぺらそうでした。

口が上手くて、その場を乗り切る事はできてもその先を考えていないような

そんな感じ。

 

でも、仕掛けられた盗聴器に気付いていた場面で

ちょっとだけ頭の切れる人なのかなぁと印象が変化。

 

それでも、最初の頃は一人謎を背負っているように見えたカゴロクの後ろに居たイメージ。

 

バグの名前について触れたところで、

ナナミについても引っかかる部分が出てきて。

それでも一般人のように振る舞うから、怪しいけど…みたいな違和感。

 

話が進むにつれてカゴロクからナナミに焦点が移った気がしました。

バグがこんなにも居る中で、じゃあナナミってナニモノ?って。

 

ヘラっと笑う表情が多かった最初から真剣な表情が増えていって。

そうなってくると、軽く見えていた笑顔もその裏が見えてくる感じ。

 

全話見終えての感想としては、ナナミはとことん優しい人なんだなぁって。

ドラマを見進めるごとに、ナナミの魅力に気づいた私です。

 

バグとか教団、No.6の謎についてもドラマ内で追いかけていくわけですけど、

カゴロクにとっての排除すべきNo.6が判明したところが一番衝撃だったと言うか、

私にとってはとても納得できる場面でした。

 

言葉の裏を読む事が苦手なカゴロク。

教団の破滅の時にも、カゴロクが見ていたのは目の前の事で。

彼が唯一怖い表情をする場面ってNo.6について語るところだから

やっぱりそれだけ強い思いを持っているって分かるんだけど、

「お前だったのか!」

って言うあの場面が私はこのドラマ全体の中で一番好きな場面で、

一番しっくりきた場面でした。

 

カゴロクはカゴロクだなぁって思わせてくれたシーンです。

 

キャラクター

エンディングで曲と共にキャラの名前と俳優さんの名前が出ますよね。

あの演出も好きでした。

 

最後までカタカナ表記されるカゴロクと、その他のメンバーとの差。

名前の持つ強い意味とか。

 

このドラマの登場人物、

そこまで嫌いになる要素を強く持っているキャラって居ないのかなとか思ったんですけど

あの、記者だけは好きになれなかったな。

唯一。

 

その他の登場人物に関しては

好きじゃないけど嫌いでもないとか、愛すべき面があるとか、

見ている内に変化はするものの、それって悪い方向への変化ではなくて。

 

その中で唯一、どれだけ登場しても、人となりが分かっても好きになれないのがアイツ。

名前すら思い出せないんですけど。

HP見ても載ってなかった…。

 

見てて気持ち悪いなぁと思ってしまったキャラでした。

容姿とかではなく、中身が。

でも、こういう人間居るよねって。

 

キャラの持っている秘密が分かると、ドラマってもっと面白くなりますよね。

見ていて本当にそれを感じました。

話数が進んでいくと魅力的になっていく人たち。

カゴロクとナナミだけでなく、みんなです。

 

続く、のか?

ドラマは終わりましたけど、続けられそうな終わり方と言うか、

未来に繋がっていくような感じに描かれていたので

シーズン2じゃないけど、期待してしまいます。

 

それくらいに面白かったし、キャラクターも魅力的でした。 

まだまだ浸って居たい世界観。

 

WOWOWのオンデマンドでいつでも見返せるので、

見たくなったらまた、利用するつもりです。

Blu-rayが発売されるみたいですけど…

悩むなぁ~。欲しいなぁ~。と思ってしまっている現状。

 

ここまでハマるドラマは本当に久しぶり。

本当に面白かったので、WOWOW会員の方には激押ししたいです。

オンデマンドで観れますからね!

 

www.wowow.co.jp

 

最後に。

ナナミを演じていらっしゃった清原翔さん。

何処かで見た事のある人だなぁと、ドラマを見ている間思っていたのですが

CMとか色々出演されていたんですね。

顔は見た事あるけど…という方でしたがバッチリ名前覚えました。

 

あ、今は朝ドラに出ているらしいです。

人気出るんだろうなー。

 

 

 

 

 

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