WOWOWで再放送されるのを待ち望んでいた刀ミュ。
既に所持している公演演目以外の物で放送されたものは全て録画して、ダビングしました。
作品数が多いし、舞台なので一気に1日に何本も見るという事はできないのですけど、
ゆっくりとどっぷりその世界に浸かって楽しみたい、と思っています。
そんななかで今回は、阿津賀志山異聞と幕末天狼傳の感想となります。
土・日と二日間で続けてみたこの2作品。
刀剣男士について、新しい発見をくれた作品たちでした。
心・感情
阿津賀志山異聞と幕末天狼傳を二日かけて一気見したからなのか、
この2作品はなんだか共通点があるように思いました。
もちろん、刀ミュというシリーズなのですから共通点は多々あるのでしょうけれど。
刀剣男士は刀、刀の付喪神である、という刀剣乱舞の大前提。
人の姿形で動いたり、話したりしている姿を当たり前の様に見ていて、イメージできてしまって、
そんな中で私がなんとなくなあなあにしていたのが心とか感情の部分だったのかな、と感じました。
そんな心とか感情とかについて刀剣男士たちが向き合う姿を濃く描いているのがこの2作品だったのかな、と。
今剣と岩融、加州清光と石切丸についての成長が見れた気がする阿津賀志山異聞。
人の姿を得てからの違和感の様なものを真正面から描いているのがとても印象的でした。
でも、元は刀だったわけですからそう言った違和感を持っているのは当然だと考えられますよね。
幕末天狼傳では、ちょっと成長した加州清光と揺れる大和守安定。
蜂須賀虎徹と長曽祢虎徹の心や感情について濃く描かれていたように思います。
むすはじのちょっと達観した長曽祢虎徹はここでの経験からああいった振る舞いができるようになっていたんだな、と考えると胸が熱くなりました。
また、蜂須賀虎徹についてはキャラクターの新しい一面が見えてもっと好きになる事ができました。
以前何かの映像で刀ミュや刀ステに携わっている俳優さんが、
「刀を演じるという事を意識している」
と、話しているのを見た事があります。
刀ミュのこの2作品を見た事でその意味が強く分かった気がしました。
刀剣男士は刀である、刀の付喪神である
ここに改めて立って、見えてくるものがあるんですね。
2部の発見
らぶフェス2017と2018を先に見ている状態で、阿津賀志山異聞と幕末天狼傳を見たので、2部でみんなが歌っている歌が、この作品のこの男士たちが歌っていたんだー!
という発見がありました。
2部の衣装をしっかりと見るのも初めての事。
どちらの作品も、モチーフがしっかりとしていますよね。
特に幕末の方の仮面舞踏会のモチーフが私は好きでした。
登場の仕方とか、衣装とか、とても好み。
あつかしのヒラヒラした衣装も好きでした。
なんか、可愛いですよね。
1部がなかなか重めの話だったりする分、2部で吹き飛ばしてくれるのは
実際に舞台を観に行った方々にはある種の救いにもなるのかな、と思いました。
2部とからぶフェスを見て毎回思うのがペンライト。
一人で複数持っている方はどうやって扱っているんだろう…?
BASARAの筆頭みたいな持ち方してるのかな?
ライトの色切り替えたりするの、大変そうだなぁ
なんて、そんな事考えたりも。
深まる
刀ミュを見ると、ゲームだけでは想像できないような男士の姿を見る事ができたり、考えるキッカケになったりするのでとても嬉しいです。
それぞれの男士についての愛も深まっていく気がします。
今回2作品を見て大きく印象が変わったのは今剣と蜂須賀虎徹。
今剣は、私の中ではもうちょっと大人なイメージを持っていました。
らぶフェスを見ていましたが、阿津賀志山異聞で
「難しい事を言わないで」と何度もセリフにあったのが印象的で、
もっと素直で無邪気な男士なのかな、と見方が変わりました。
蜂須賀虎徹は好青年だけどちょっと高飛車というか…
あんまり具体的な人物像を掴めていないキャラクターだったのですが、
幕末天狼傳を見て、
もっと触れやすいような、身近なようなキャラクターなのかな、と感じました。
蜂須賀の悩んでいる姿とか長曽祢にぶつかっていく姿とかを舞台で見たので、親近感ではありませんが、そのような物を感じる事ができました。
きっと蜂須賀虎徹を初期刀に選んだ人にとってはとっても嬉しい事だったりするんじゃないのかなぁ?
加州清光にも言える事ではあると思うのですが。
私はむすはじを見て、刀ミュでの陸奥守吉行の姿を見て、
自分の初期刀を陸奥守吉行にして本当に良かった、この俳優さんが演じてくれて良かった、と思ったので、
蜂須賀虎徹や加州清光を初期刀に選んだ方も同じような想いを抱かれたのではないか、と勝手に想像しています。
まだまだ録画した刀ミュ作品は残っているので、じっくりとどっぷりと楽しんでいきたいと思います。
母もどうやら楽しみにしているようなので、母と一緒に見るのも楽しみです。
では、長々とお付き合い有難うございました。
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