砂糖水と雑記帳

なんでもない日常の雑記帳 ~猫と暮らしてゲームして~

春という季節。

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先日、制服の胸元に花飾りをつけた学生さんたちを大勢見かけました。

どうやら卒業式だったみたいです。

春って出会いと別れの季節と言いますけれども、私にもそれがやってきました。

 

なんか、唐突すぎてまだ実感が湧いてないんですけどね。

 

 

 

 

涙、

単調な毎日を送っている私。

1年を通して人との出会いなんてものは滅多になく、同じように別れというのもない。

別れ、と言ってしまうともう今生の別れとかになってしまうのでね。それはいつどんな時でも嬉しくないけれども。

 

春の別れってあんまりマイナスなイメージは含まないですよね。

別れというよりも旅立ちと言った方が適切な気もするし。

だから、別れてしまう相手を応援してあげよう!みたいな。

 

この度私の身に唐突に訪れた別れもそんな感じ。

 

毎月我が家に訪問してくださって、面談をしてくださっていた福祉課の方が移動になるそうです。

どうやら4年のお付き合いだったらしい。

毎月1回、私の調子が悪いと2回とか3回とか家に訪れてくださってお話をしていました。

 

お仕事で来ていただいていたということは大前提ですが、私はこの毎月の面談がとても楽しみでした。

たとえ死にたいくらいに不調であった時でも、この日には来てくださる、お話ができる、というのが救いだった。

 

そんな相談員さんとのお別れ、です。

 

お仕事の上でのことなので仕方のないことです。

が、唐突に告げられたそれに思わず涙が零れました。

 

人との別れで泣くなんて、人生で初めてかもしれない。

言葉が出ないほどにショックでした。

 

最後に

月に1回の訪問でしたが、「3月はあと1回来れます」と仰ってくださって、もう1度来ていただけることに。

面談と言っても最近は雑談が大半で、1時間のうちの8割くらいがそういったことで消えていきます。

最後もそんな感じになるのでしょう。

というか、いつも通りにそういう時間にしたい。

 

4月には新しい担当さんになるそうです。

 

実は、担当が代わるタイミングで面談自体を継続するかどうかを聞かれました。

メンタル的に安定しているように思える現在の私。

カウンセリングとかそういう意味合いで捉えると、毎月の面談って必ずしも必要なものとは言えないのかもしれません。雑談だしね。

苦しい時にはそういうサポート専門の先へ電話とかするという手段もあります。

(自殺予防の電話には繋がった試しがありませんけれども…)

 

ただ雑談をするために毎月1回、1時間の時間を確保していただくのはいかがなものか?とも思ったのですが、私にとって大きな変化をもたらしてくださった方だったので、何かしらの意味がある行為だとも思っています。

次の担当となってくださる方がどんな方で、会話をすることに対してストレスになるのか否かも分かっていない今、不安もありますが面談自体をやめるという選択肢は選びませんでした。

 

面談をやめたくなったらその時に伝えたら良いだろう、と。

 

担当さんは不思議なくらいに話の合う方でした。

好きなものとかなんか似ていた。

アレって、コレって、という話が盛り上がったんです。

少なくとも私の周りには居ない方でした。

だからこそ、この人には伝えたい、と感じるようになったんだと思うんです。

適切な言葉を並べられなくても、時間がかかっても、自分の中に抱いているものを表に出そう、と。

口に出して伝えて、分かってもらいたいと思うようになりました。

 

口を閉ざしてきた私には大きな変化です。

時間がかかりましたが、でも、必要な時間だったとも思う。

 

出会い?

次の担当さんがどんな方なのか、会ってみるまでわかりません。

正直不安です。

 

引き継ぎがあるとは言え、人間関係的には0からのスタート。

初めましての状態から、どのようになるのでしょう?

 

私はダメだと感じたら一瞬で心を閉ざすタイプの人間なので、そうなってしまうとそれ以降その相手との関係を続けることができなくなってしまいます。

妙な頑なさというか、なんというか…。

 

できればそこそこな人間関係を築きたい。

そのためにはこちらもそれに向けた心の準備をしておかなくてはいけません。

 

…不安だ…。

 

 

 

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