病気になり、入院し、退院し、家での生活に戻りましたが大きく変わったことがひとつ。
それが食事です。
色々と制限がつき、不自由なのか自由なのか分からない中で毎日の食事を摂っている現在。
それらに関してのブログを書いてみようかなぁ?と思い、これからもボチボチと書いていくことにもなりそうだ、と言うことで新しいカテゴリも追加してみました。
キープのための制限
前にも書いたかもしれませんが、腎臓を患いまして…5月9日から1ヶ月と少々の入院をしていました。
入院中のアレコレは【みじかいの】というカテゴリでブログ書いているので、まぁ、興味のある方はそちらを見ていただければ、と思うのですけれども。
診断としては、【ネフローゼ症候群】と言うのが最初のお医者さんの見立て。
で、近くの病院では腎臓内科が無かったので、少し離れたところの病院へ行き、入院。
腎生検の結果、【微小変化型ネフローゼ症候群】と言う診断を担当の先生からもらいました。
現在もステロイドを中心に薬を服用して、家にて治療してます。
基本的に今まで通りの生活をしているし、先生からも「入院前の生活に戻ってもらって構わない」と言われているので、それに関しては問題なし。
体力や筋力が落ちているのは生活をしていく内に自然と元に戻っていくだろう、と思っています。
身体がむくみやすくなったことに関しても、自分をケアする時間を作る理由の一つになるなぁと呑気に考えている感じなので問題なし。
生活の上で何よりも面倒だとか厄介だとか思うのが食事。
腎臓の状態をこれ以上悪くしないためにも、食事に関して制限があるのです。
私の場合は比較的軽いのだと思っていますが、
・カロリー:1600kcal
・タンパク質:50g
・塩分:6g
と言うのが、1日の摂取制限です。
ちなみに塩分は3g以上は摂らないといけないので、それもちょっと今の私には難しく感じてしまうポイントだったりします。
入院する前は自炊なんてしない生活でして。
スーパーのお惣菜を買ってきて食べて、とか、味のついたお肉とか焼いて食べて、とか。
そんな食生活だったのです。
が、退院してからは自炊生活に唐突に突入。
自炊に関してはわりかし楽しんで出来ているので、苦ではないんですけどね。
イライラの元は、、
料理をすると言うことに関してストレスを感じている、とかはありません。
食材に関しては、調味料に関してもグラム数を測って、何をどれくらい使うのか?っていうことをメモしてノートに書き残しています。
それらを煩わしいと感じる人も居るのかもしれませんが、そもそも料理をしてこなかった人間なので、それら全ての行動が料理の一部なのだと考えてしまえば辛いとも思わないです。
今まで献立を考えると言うこともしてこなかった分、「何を食べよう?」と考える時間も楽しい時もあり、テキトーで良いやぁとなる時もあり。
ただ、毎日の生活ってそんなもんですよね。
自分1人で食べる物を考え、準備し、食べ…と言う一連の行為に関しては、マイペースに比較的楽しんで向き合えています。
が、食事に関してストレスを感じることもあるのだなぁ…と実感する出来事が先日ありまして。
私は現在、母と同居しています。
で、土日は母とスーパーへ買い物に行くのです。
母は母なりに私のことを心配してくれている、と言うのはよく分かるのですが、それがどうも見当違い。
ちゃんと栄養を摂るとか、美味しい物を食べるとか、できる範囲で手抜きをしてみるとか、それらは長年家事をしてきた母なりの視点での心配事。
先日の買い物の際にも「出来合いの物を買ってみよう」となりまして。
スーパーに出かけた時間が12時を越えていたので、食べられる物を買って帰って簡単に済ませよう、ってことだったのでしょうけれど。
私でも食べられそうな物を購入して、それをお昼ご飯にしました。
正直それがとても損をしたと感じたんです。
私自身は自炊する事に関してストレスを大して感じていないし、スーパーで食材を買って自分で作っても構わなかった。
その上で、自分で作った物が美味しくなくても「仕方ない」で済ませられます。
が、買った物が自分の口に合わなかった場合のガッカリ感は嫌なもの。
それらが重なって、「なんで私はこんな物を食べているんだろう?」と感じてしまったお昼ごはんだったんです。
退院してから食事に関してここまで大きなストレスを感じたのは初めてだったので、これ以降は本当に気をつけよう、と思いました。
マイペースが1番
母に関しては出来る範囲で口を出さないでもらいたい、とも思うのですが…。
そもそも私が黙って母の言う事を聞いていたのも悪かったのだと思っています。
一緒に住んでいるからと言って全てを母に従う必要はないと思うので、食事に関しては可能な限り放っておいて貰えるようにこれから少しずつアピールしていこうかな。
自炊生活で私の料理スキルも上がっていってくれれば良いなぁと思っています。
今日は長くなってしまったのでここで終わりますが…
制限の中でいかに料理をするか?と言う未経験の四苦八苦についてもまたブログ書こうと思います。