暑いですねぇ。
でも、暑さと共に風が部屋に入って来てくれるので、猛暑という感じはしないのが救いかな。
14時目前のこんな時間でも、2階の作業部屋に居られるだけで、だいぶ季節の移ろいを感じられます。
嬉しいねぇ。
週に1日、祖母の家。
午前中に祖母の家に行ってきました。
お盆休みも終わって、いつもののんびりな祖母の家。
祖母と話すときは、無意識ですが訛りが強くなります。
気が緩むからなのか、祖母につられてなのか分かりませんが、それがまた祖母の家感を強くさせるんです。
青い畳の匂いと、庭から入ってくる風と。
特別なものは何も無くても、なんだか気分が上がります。
少し前まで自分の暮らす家だったんですけどね。
しかも、今でも週に1回は顔を出しているのに、なんだかとても懐かしい感じがするんです。
これも、祖母パワーかしら。
ボケた花
祖母の家には庭があります。
柿の木があったり、野菜を育てていたりする中で、花も咲いている庭。
詳しくないので、名前は分からないのですが、ピンクの花が見ごろでした。
が、花によって大きさに大小の差があるんです。
気になって見ていたら、祖母が「ボケたんだよねぇ」と。
普通に咲いた花は、そのカブ全てきちんと花を咲かせているのに対し、小さい花しか咲かないカブはみんなちびっこばかり。
花びらの部分がちょびっとしか無いんです。
ただ、花の色が鮮やかなピンクなので、それでも目立つと言えば目立つ。
庭で勝手にどんどんと広がっていった植物のようですが、広がる段階で何かしらの不具合があったのかもしれません。
ボケてしまったカブは3つくらいありました。
「それはそれで面白いなぁ~」と思って眺めていた私です。
植物が沢山息づいている庭では、そういう面白いことも起こるんですねぇ。
思い出話色々
祖母と一緒にお昼ご飯を食べた後、お喋りをするのも常です。
今日の話題は、父の話。
お盆休みの直後だったので、話題に上がったのかも。
既に亡くなっている父の思い出話、と言うととてもハートフルな話と思われそうですが、そうではなく。
どちらかと言えば、父の執刀医への文句というか、なんというか…。
若くして亡くなった父を考える時、色々な思い出や想いがありますが、やっぱり祖母としては引っかかってしまう部分。
「胃がんの手術のために1週間ほど入院する」と父が祖母に伝えたのは、入院する2日前だったらしいです。
私も多分、それくらいに聞いていたのかもしれない。
結果、それが父の命を縮めてしまうことに繋がったのですが。
「もっと早くに言ってくれたら」と、思わずにはいられないのでしょう…。
その歯がゆい思いが祖母に強く残っているらしく、父の話をするときは避けて通れない話題になっているんですよね。
今更と言ってしまえばそれまでですが。
こういう形でも父の話が出てきたのは、やっぱり父が帰って来ていた余韻があったからなのかなー。