
寒くてたまらない最近。
今年1番の寒さと言われたりして、雪が降ったり氷が張ったり…。
そんな寒さが厳しい日のなか、久しぶりに庭に出ました。
どうしても気になる雑草があり、それらを抜きたかったんです。
足先が凍り付きそうなほどに冷たくなって、耐えられなくなり、家の中に逃げ帰ってきました。
そんな思いをしてでも、庭をスッキリさせたかった…!
緑になった畝
ニンジン・ダイコン・カブの種を蒔いて、発芽を楽しみにしていた庭。
ダイコンとカブは芽がわりと早くに出て、「育ってる~!」と成長を楽しく見ていたんです。
しかし、そんな中で一向に姿が見えないニンジン。
なかなか芽が出てこなくて心配していたんです。
それが、ある時から畝が緑に染まる程に芽が出て、青々とした状態に。

真冬に緑が眩しい畝は嬉しいのですが、見ていて疑問が1つ。
「これ、ニンジンか…?」と。
ニンジンを育てるのは初めてだったので、明確に正誤を判断できないのですが、私の記憶するニンジンの葉っぱではないんです。
知らない葉っぱがウワーっと芽吹いた畝。
ちょびっと芽が出るくらいだったら、雑草だと判断も出来るのですけど。
畝を覆うような量で芽吹いているので、「自分が種を蒔いたニンジンなのかな…?」と。
不安だったので、抜くことも出来ずに放置していたのですが、ついにニンジンの種も芽吹き、「雑草だ!」となったんです。
そこで、ニンジンの為にも畝を綺麗にすることにしました。
さて、ニンジンの畝に我が物顔で広がっていた雑草。
調べてみたら、『ホトケノザ』であると分かりました。
ホトケノザって聞くと、春の七草をイメージしますが、ソレとは別物。
春の七草のホトケノザは、コオニタビラコという植物らしいです。
種を蒔いたわけでもないのに、庭に密集して芽吹いたホトケノザ。
道ばたや田畑の畦などによく生えているので、写真を見ると「知ってる!」ってなる草です。
赤紫色の花で、蜜を吸って遊んだりしたことがある人も居るのではないでしょうか?
雑草って、知らないうちに庭に定着していますよね。
このホトケノザもそのタイプ。
知らないうちに庭にやって来て、ニンジンの為に整えた畝で元気に育っていました。
畝を作るために畑を耕して、土を柔らかくしていたので、より定着が進んだみたい。
正体が分かるとちょっとだけ愛着が湧いてしまうのですが、ニンジンが大きくなるためには邪魔になってしまう。
そのため、ちみちみと小さなホトケノザを抜いていきました。
ニンジンに影響のない場所は、ガシガシと小さい鍬で抜いていけるのですが、並んで込み合っているとそうもいかず。
寒さでかじかむ指で小さい草を抜いていきました。
1時間も外に居たわけではなかったのですが、足先が凍り付きそうに冷たくなって。
耐えられなくなったので室内に逃げてきました。
真冬の庭仕事は大変だぁ。
ニンジンの畝は、ある程度満足出来るくらいには綺麗になりました。
ダイコンもカブも無事に育っています。
雑草に関してちょくちょく気にしてあげつつ、お世話していきたいなぁ。
