砂糖水と雑記帳

なんでもない日常の雑記帳 ~猫と暮らしてゲームして~

【天穂のサクナヒメ】挫折してたゲームに再びチャレンジしてる話。

パルデア地方を走り回り、飽きたらエルガドでモンスターを狩猟していた最近ですが、実を言うと年末から稲作もしていた私。

一度挫折してしまったゲームに再び手を伸ばし、やっと楽しさを感じられています。

稲作は難しい。

ツボが詰まったゲームで

現在少しずつ私が進めているのが『天穂のサクナヒメ』です。

www.marv.jp

ゲームに詳しい方なら、「農水省のホームページが攻略本になる」と話題になったゲームだと記憶している方も居るかと思います。

ちなみにゲームタイトルの『天穂』は「てんすい」と読むのが正解。

正直私も最初は読めませんでした。

稲作パートアクションパートの2つに分かれているゲームで、主人公のサクナヒメを操作して島の探索をして鬼退治をしていくというのがゲームの大雑把な説明となります。

なぜ稲作とアクションが並んでいるのかと言うと、主人公のサクナヒメが武神と豊穣神の娘だから。

アクションパートで有利に探索を進めていくためには、サクナヒメを強化する必要があり、その力の源が米なんです。

良い米を作る程、サクナヒメがパワーアップしてく。

だから、稲作しつつ、鬼退治して島を探索するという2つの大きなタスクが課せられているんです。

八百万的世界

多神教の世界観だと、神様って言ってもとても人間らしい存在に描かれていたりしますよね。

日本に居る数多の神様もそう。

ゲームの世界は架空の世界という位置づけですが、サクナヒメが生活していた天界には色々な神様が居ます。

サクナヒメのような人間らしい姿をしている神様も居れば、そうでない姿の神様も居て。

そこら辺は、千と千尋の神隠しっぽさもあるね。

神様をまとめる神様は、大樹が元になっているらしく、世界もその大樹を上と下に分けたもの。

上界が神様の世界で、下界が人間の世界。

ここら辺は、北欧神話っぽいかも。

神話とか好きな私にとっては、こういう設定だけでも楽しいゲームです。

成長それぞれ

サクナヒメは冒頭で大きな失態を犯し、罰として数人の人間と共に鬼が溢れる島に流されてしまいます。

その島を調査して、「なぜ鬼が無限に湧いて出てくるのか?」を突き止めることが出来たら、サクナヒメは天界に帰ることが出来る。

正直、ゲームを始めた当初は主人公のサクナヒメへの印象は決して良いものではありませんでした。

家柄の良さに胡坐をかいているいや~なタイプのお嬢ちゃんって感じ。

見た目通りに幼い印象です。ただ、年齢的には妙齢の女性らしいですが…。

島に流されてからも文句ばっかり。

一緒に暮らすことになってしまった人間たちを下に見て、「どうしてこんな目に…」って嘆いてばかりで。

稲作も嫌々行っているのがよく分かります。

が、この共同生活の中で少しずつ成長していく

それは、サクナヒメだけでなく、一緒に暮らしている人間たちも同じ。

閉ざされた狭い島と言う場所で、協力していかなくては生きていけないからこそ、少しずつ相手を想う行動を見せてくれます。

各々が得意な事を活かして暮らしを成り立たせている様子も、とても微笑ましいし、愛着が湧くんですよね。

挫折ポイント2つ。

ゲームが発売される前から注目していたタイトルだったので、予約購入していたんです。

で、手元に届いてからすぐに遊び始めたのですが、挫折した。

それが、稲作とアクションの2つのポイントだったんです。

稲作に関しては、本当に難しくて…。

というか、私が色々と難しく考えすぎていたのだろうと今になれば思うのですが、とにかく当時は大変だった。

田んぼの水位とか、稲が育つ間に水を抜かなくてはいけないとか…。

島の探索を進めたいけど、稲の成長が気になってそれどころじゃない

で、アクションパートは、そっちはそっちで苦手。

そもそも2Dのマップのゲームに慣れていないというのもあったのですが、アクション技術の無さと共に、マップの難解さに挫けてしまったんです。

基本的に横にすすんで行けば良いのですけど、それがとても難しくて…。

ブレワイとか厄災の黙示録とか、ああいうタイプのアクションに苦手意識が無いので、本当に2Dに弱いんだと思います。

ということで、世界観などには超惹かれたのにも関わらず、ゲームの2大柱に心が折れてしまった

その折れた心を復活させてくれたのが、昨年末ごろに見た『ゲームゲノム』というNHKの番組でした。

www.nhk.jp

三浦大知さんがMCで、南海キャンディーズ山里亮太さんがゲストとして出ていた天穂のサクナヒメの回。

ディレクターさん方と、ゲーム制作のお話などされている様子を見て「もう1度ちゃんとやりたい!」と思えました。

そこで、セーブデータを作り直して再スタートしたんです。

山里さんがご夫婦でこのゲームに熱中しているお話など、とても面白かった。

ゲームの大きな特徴である稲作に関しては、スタッフさんが国会図書館などに通い詰めて、色々な資料を研究されたそうです。

細かな部分まで徹底されているが故に、農水省のホームページが攻略本代わりになると言われるまでになったんですよね。


www.youtube.com

この動画でいかに稲作パートがこだわって作られているのか、よく分かるかと思います。

森崎さんが興奮してる様子がとてもよき。

冒険はまだまだ途中

この記事を書いている現在、まだゲームはクリア出来ていません。

全体像が見えていませんが、中盤くらいなのではないかと勝手に想像してる。

アクションの設定を易しめに設定しているので、最初に触れたときよりも苦戦はしていません。

稲作に関しては、難しいことに変わりはありませんが、あんまり深く考えずにとにかくお米を育ててます

またゲームクリアできたら感想書きたいなぁと思っているので、まずは少しずつでも進めていきたい。

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