砂糖水と雑記帳

なんでもない日常の雑記帳 ~猫と暮らしてゲームして~

【光る君へ】気づけば毒を吐き出している感想雑記

今回は、「なんというか…」という感想の光る君へ。

まひろと宣孝夫妻のあの上手くいかない感じへのガッカリ感って、まひろが思い描いていた結婚生活とのズレに近しい虚しさがあるように感じました。

私が勝手に思っているだけでしたが…。

あとは何とも言えず寒い気持ちになったり、はぁ~ってなったり。

期待値が高かった分、損した気持ちになってるっていうか…。

思ってたんとちがう

「思ってたんとちがう」と思っているのは私であって、まひろに関しては多分この表現は適切でないと思います。

ただ、彼女の結婚生活も思うほどには上手くいっていない。

宣孝がまひろを想う気持ちに嘘は無いのでしょう。

シンデレラが王子様と結婚しても上手くいかなかったように、そもそも生活の基準やラインが違う2人。

道長のような人物の方が特異であっただけで、あの階層の人物であれば宣孝の方が反応としては自然だったのでしょう。

たとえば、身寄りのない子供たちへの対応とか。

お土産はまひろにだけ、とか。

道長と比較するから宣孝が嫌な奴に見えちゃうのかもだけど、特別嫌な人ではないと感じています。

そのうえで、勝手に大事な手紙を人に見せてるのはどうかと思うけどね

もちろん宣孝の気持ちを考えることも出来なくはない。

「頭のいい良い妻(妾)なのだ!」と自慢したいっていうのは、新婚ホヤホヤの頭が上手く回って無いような状態なら行動してしまう…ってのも分からんでもない。

でも、仮に私が同じことされたとしても、普通に怒る。

ただ、まひろの怒り方は良くないとも思いました。

ここら辺は作中でいとが語ってくれていたけれど、可愛げのなさがそのまま出てしまった感じ。

まひろってモテてないわけじゃないけど、恋愛が不得意な感じがとても出ています。

そういう部分がああして出てしまった結果の関係の拗れでしょう。

今回の個人的MVPはいとでした。
「よくぞ言ってくれた!」って思ったよ。

殿上の話

道長が娘を入内させる理由付けに関しては、前回と今回の予告の段階である程度理解が進んでいたのですが、彰子の描かれ方は疑問でした。

喋らないっていうアレ…。

ずっと無口で引っ込み思案でっていう子なのだと思っていたけれど、なんていうか…ストレートに言っちゃうと頭の足りない子みたいな、周りがそのように捉えているような感じにも思えて何とも言えない気持ちになりました。

ドラマ的にも意図があってそのようにしているんでしょうけど。

よっぽどのことが無いと、この引っ掛かりって覆らない気もする。

一条天皇も定子も相変わらずで…。

一条天皇がすべての責任を放棄して隠居したいっていうのは、追い詰められてやりたいことも許されなくて…っていう被害者意識から発生するのだろうと分からなくはない。

だから腹が立つけど、その程度の人間だったという解釈になります。

一方の定子は、ただひたすら腹が立つ…。

どっちも嫌いだけど、圧倒的に定子の方が嫌いです、私。

この人がもうちょっと弁えて賢く振る舞っていたら一条天皇もこんなにアホに落ちなかっただろうに…って思わずにはいられない。

今回一番腹が立ったのが、「天皇の私を想う気持ちは変わらない」みたいなセリフの場面でした。

色恋にボケてるっていうか…。

この世を儚んでいたところからせっかく命を繋いだのに、その程度かぁって残念に思ってしまいました。

それともこれら全てが現実逃避の行動なのでしょうか?

だとしたら、本当に傾国の厄介者だよねぇ。

倫子の言葉からも、ある種妖怪とか異様のモノとして捉えられているのが感じられて…。

そういう視点で見ると、一条天皇の乱心や疲弊は全て定子のせいってことになりますけど。

そういうところまで意識して立ち回れてない時点で、やっぱり残念な人ってイメージになってしまうなぁ。

7日はお休み

来週は放送がお休みらしいです。

ドラマの最後、お寺で道長と遭遇してしまうところは笑ってしまいました。

時々こういう恋愛ドラマっぽい要素が入って来て、私は苦笑いしてしまうのです…。

まひろの娘の父親は道長でしたっていう、そういうアレなのかしらねぇ。

確か、娘が生まれて割とすぐに宣孝が亡くなってしまうので、そっちの方が気になってるんだけど…。

ま、7日はお休みなのでのんびり放送を待ちます。

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