見ていて特に山場もなく終わった気がする今回。
しいて言うなら、定子が思いのほか早くにあっさり退場したな~くらいの感想でしょうか。
でも結局インパクトの無い回だったように感じます。
感想を書こうにもあんまり出てこないやーつ…。
一帝二后
今回のタイトルでもあった、一帝二后。
彰子の儀式が終わったと思った途端に、定子が亡くなりましたね。
そろそろだろうとは思っていましたが、こんなにあっさり居なくなるんだ~とちょっとびっくり。
生きている間がだいぶ色濃い人だったので、去る姿はあっさりしている方がバランスが取れているのかもしれませんね。
偶然この記事を書く前にネットニュースをちらっと見て、定子を演じられていた方のインタビューを少し読みました。
一条天皇が年下でグイグイと思いを伝えてくるタイプだから、自分は年上としてどう接するか…という憂いと愛とを持っている人物として演じたというようなことが書かれていた。と、読みました。
この記事を読んで「そうだったのね!?」と思った私。
私の中ではずっと定子って頭は良い人なのかもしれないけど…止まりで。
清少納言とのやり取りは知性を感じさせるものだったけど、一条天皇とのやり取りは恋ボケしてるようにしか見えず…で終わってしまったので。
良さが分からないまま退場したパターンですね。
愛され過ぎた故に亡くなるというのは、私はそもそも想像ができない状況ですけれども、定子は幸せじゃなかったのかもな~とか思いました。
一条天皇としては愛する人がそばに居る幸せはあったのかもしれないけど。
相互的な思いではないんだろうなぁと。
ま、平安時代のことをドラマであったとしても今の価値観でもって考えるのは違う気もしますが。
タイトルが気になる
次回のタイトル『母として』というのが、とても気になっています。
単純に予告だけ見た感想としてはまひろの話かとも思ったのですが、公式のあらすじを読むと詮子にもかかっているタイトルっぽい。
親子関係が悪化しているし、そこに定子も居なくなってしまって一条天皇的には頼れる先も無くて…って感じなのだろうと思います。
そもそも詮子から逃げるために定子に向かっていた一条天皇。
逃げ場が無くなったからこそ、詮子と一条天皇はきちんと向き合えるタイミングなのかもしれません。
倫子に「子供の好きな物を知っているのか?」と尋ねていたあのやり取りも、ここで効いてくるのかなぁ。
今回に関してはそこまで語りたいことが見つかりませんでしたが、その分を次回に期待してしまうくらいには勝手に想像膨らめてます。
倫子と明子のドロドロバトルとか、あんまり私は興味そそられなかったので…。
ただ、明子が自分の子供たちを道長にプレゼンしている様は悲しかったですね。
立場上ああするしかないのかもしれませんけど。
道長の「幸せになってほしい」という子供たちへの気持ちを素直に受け取れないくらいには、やっぱり妾という立場は不安定なのでしょうね…。
次回はあっさり味じゃないことを望みます。