深刻な米不足である最近。
今回の台風で収穫前のお米がダメになってしまうと、この米不足がより深刻になる…とニュースで目にして戦慄しました。
お米、大事。
我が家の米事情
最近の我が家というか私のブームが土鍋でご飯を炊くこと。
慣れないうちはヒヤヒヤソワソワでしたが、最近はなんとなーくコツを掴めてきて、心に余裕をもって炊飯しています。
土鍋と炊飯器とでお米を炊いた時の違い、私が実感しているのは冷ご飯の美味しさです。
余ったご飯を冷蔵庫で保管して翌日に食べるってこと、あるじゃないですか。
炊飯器で炊いたご飯だとひんやりカッチカチでレンチンしてもイマイチだと感じることが多かったのですが、土鍋で炊いたご飯だと翌日も美味しさがキープされるんです。
少なくともひんやりカッチカチにはならない。
我が家は基本1合、多くても1.5合のお米を炊くので、翌日にお米が残るとしても量はそこまで多くはありません。
しかし、少量でも美味しいご飯が食べられる方が嬉しいので、土鍋での炊飯が増えました。
あと、もう一つ決定的だったのが、朝にお米を食べないということ。
平日の朝は忙しいのでグラノーラなんです。
炊飯器の一番の強みは、予約が出来る事だと思います。
時間を指定してセットしておけば、その時間にお米が炊きあがっている。
だから朝ごはんの時にとっても助かるわけです。
ただ、時間に余裕がある昼や夜であれば炊飯器を使う必要性は低くなる。
土鍋でも炊き上がりの時間計算はできるので、それで足りるんですよね。
ということで、土鍋ご飯が美味しい最近。
炊飯の知識
ところで、炊飯器の使い方ってご存知ですか?
炊飯器でなくても、土鍋でも構わないのですが、お米の炊き方についての知識です。
昨日病院の診察待ちの時間でスマホをいじっていたのですが、『子供にお米を炊いてと頼んだら戦慄した』というような内容で投稿がありました。
それが、炊飯ジャーの3合のラインいっぱいにお米が入っている画像。
お米は洗われておらず、水も入っていなかった。
米のみをジャーにみちみちに入れて炊飯器のスイッチを押せばお米が炊きあがると思っていたらしい…。
投稿主さんが「3合炊いて」とお願いしていたので、3合炊きであろう炊飯器の3合のラインまでお米を入れたっぽいお子さん。
御幾つなのかは分からないけれども、なかなか…です。
しかもお米が無いと言われている今この写真が送られてきたら、そりゃ悲鳴をあげたくもなるでしょう…。
私の淡い記憶ですが、小学校の家庭科の教科書にお米の炊き方が載っていたように思います。
炊飯器と飯盒での炊き方がそれぞれ写真と共に説明されていた記憶。
だからと言って、「教科書に載っていたからみんな出来るだろう」とは言いません。
ただ、お母さん(投稿主)が子供に「お米3合炊いといて」ってお願いするってことは、母親の視点から子供はそれが出来るだろうという判断でお願いしているということで…。
普段お手伝いとかしてくれるからお願いしても大丈夫だろうみたいな判断だったのかな?
1回でもお米を炊くという経験があればそこまでのワイルドなことにはならなかったとは思うのですが…どうなんだろう。
私は小学生の頃にお米を洗って炊飯器にセットするという一連の流れを家で行っていたことがあります。
お手伝いだったのか何なのか、そこらへんは忘れてますが。
1合がカップ1杯であるとか、お米の洗い方とか、お水のラインの見方とか(水平な場所に置かないと…っていう)そういう事は一通り母か祖母から習った記憶。
6人家族だったので1回に炊く量もそこそこで、子供の小さい手でお米をシャコシャコ洗うのが楽しかったのは覚えています。
そういう経験があるからお米を炊けるって思うのですが、未経験で頼まれるって考えると分かんないことだらけだよねぇ。
茶の話
お米ではありませんが、お茶で似たような事例を目の当たりにしたことがあります。
「緑茶を急須で淹れたことありますか?」っていうやつ。
もしかするとこっちの方が経験ある人少ないのかもしれませんが…。
私のいとこが急須の網いっぱいに茶葉を入れてお湯を注いだ結果、とんでもないことになりました。
茶葉って膨らむんです…。
茶葉でお茶を淹れる習慣が無いと、こういうのも分かんないよね。
…そもそも最近の子はお茶飲むのかな…?
常識とか当たり前って疑わないといけないなぁってしみじみ思ってしまったよね。