今回一番印象的だったのは、彰子の着物でした。
出産前と後でがらりと変化していて…。
これで彼女も本来の彼女らしい姿になっていくのでしょうか。
本音と、
淡いピンクよりも冬の空の青色が好きだと言っていた彰子。
それでも女房達に意見できず、ずっとピンクなど暖色の着物を着続けていました。
それが出産を機にガラッと変わったのは、ごく一般的に言われる母は強し状態に至ったからでしょうか。
ずっと自分の心の内を隠して黙ってきた彼女が、いよいよその殻を打ち破る時…って捉え方も出来ますね。
ネットニュースを見ていて面白かったのが、彰子と定子の周りに居る女房達の差。
彰子に使える女房たちは、育ちのいいお嬢様ばかり。
一方の定子に仕えた女房達は、育ちの良さはもちろんだと思いますが、みな学のある頭のいい人達が選ばれていたそうです。
まひろに対して嫉妬するような様であるとか、彰子に対して察しが悪い様であるとか、そういった面を見ていると、確かに何とも言えない気持ちになりますね。
彰子が本音を表に出すようになったことを喜ばしく思う一方、道長に対しては何とも言えない気持ちになりました。
無礼講と言っていましたけど、それが彼自身にもかかっていたのでしょうか?
公任がまひろに酔って絡んでいましたが、まさかそれを見て嫉妬したとかそういう類なのでしょうか…。
ここ最近は道長に対して株が上がっていただけに、「うわぁ~」って思ってしまったよねぇ。
厄介な周囲
彰子の出産の場面、あんなに騒がしいのは彰子(道長の娘)だからなのでしょうか?
定子の時にはあのような描写は無かったと思うのですが…。
どっちがあの時代の普通だったんだろう?
定子だって父親やその家族を快く思わない人が居ただろうし、出産の際に呪詛飛ばされるとかあっても可笑しくないとは思うんですけど。
伊周みたいな面倒な人は居なかったんだろうか?
伊周に関しては、あの行動も想定内と思ってしまうので特に何の感情も湧かないのですが、その一方で謎なのが明子。
「殿の言うことは聞かない」というようなことを言っていましたが、つまりもう道長には心は無いって事?
そもそも道長の意に反することをすれば、道長から距離を置かれることくらいは分かりそうなものですけど。
従わないと宣言しているということは、恋情とかそういうモノがどうでも良くなったのでしょうかね?
でも、子供たちを出世させたいならそれこそ道長の力がなくてはどうしようも無い気もするんですけど…。
意図が分からないので何とも言えませんが、純粋に「この人何がしたいんだろう?」と思ってしまう。
そもそも身重の身体で呪詛していたりしたし、子供についてはかなり淡白に考えているんだろうか?
同じように、道長に関しても倫子の様に純粋に恋情があるわけでもないのかな…?
訳が分からず恐ろしい人にしか見えないですけど。
さて、次回
まひろと道長の関係性について問われるところで終わったのが気になるところですが、そこまで悪い方には傾かないのかもしれませんねぇ。
もし倫子がまひろに嫌悪感を抱いたのだとしても、彰子がまひろを遠ざけることは無さそうですし。
とりあえずサワッとさせて終わったのかな?と思うのですが。
現状、彰子がかわいいの一点でドラマを見ている感じです。
他に感情移入できる人物も居ないので…。
HPで次回予告を見た感じ、なんだかどんよりしそうな気配も感じているので、あまり純粋に楽しみ!と言えないところではありますが。
ここ最近はわりとずっとモヤーっと見ているので、そういうドラマなんだと思うことにしてます。