砂糖水と雑記帳

なんでもない日常の雑記帳 ~猫と暮らしてゲームして~

【光る君へ】終わりを感じるとエモくみえるもの

終わりの気配が濃くなってきた光る君へ。

今回のハイライトはドラマ開始部分、満月の歌の意味を考察するお友達3人衆だったように思います。

ピークが冒頭にきてしまったためか、薄味だった気がしてしまう回でした。

今回のハイライト

賢子が道長の子供であることを伝える、その覚悟を決めて伝えるあのシーン。

まひろの表情のわずかな変化が素晴らしかったですね。

あれは役者さんの力だと感じますし、「すごい…」と唸らずにはいられない場面でした。

事実を告げられたのち、賢子を見つめる道長の何とも言えない表情にも色々な想像が膨らんでしまいます。

言葉の無い場面であれだけ雄弁に語れるというのもお芝居の凄さですね。

冒頭で道長の読んだ歌の意味を考察していた3人。

出家した後に道長も含めて4人で語らう姿は、ずっと変わらないものでなんだかほっとします。

見た目に関しては変わらなさすぎて年齢感を感じ取るのは難しいのですけれどもね。

その中で剃髪してしまった道長だけが一気に老けた印象になるのは面白い。

変わらないといえば、倫子の怖さも相変わらずですね。

道長の出家を止めようとする姿とか涙とか、いまいち共感できないのはもう今に始まったことじゃないので何も言いませんが。

どちらかと言えば彰子が出家する道長を見つめる瞳の方が雄弁だったように感じました。

で、今回の恐怖ポイント。

道長の一生を書いて欲しいと赤染衛門に頼むところ。

まひろに断られていることを伝える必要性はないけれども、あの頼み方の白々しさというかなんというか…。

素直に喜んで涙する赤染衛門が悲しかったよ…。

さて、大宰府

まひろはこのまま大宰府で最期を迎えるのでしょうか?

なんとなく都に帰って来てもその後の展開がよく分からないし、このまま物理的に離れた土地で同日同時刻にまひろと道長が亡くなるとかの方がドラマチックではありますよね。

現世で結ばれないふたりの強調も出来そうだし…。

と、勝手に想像してしまいますが。

次回は刀伊の入寇

これをきちんと描いてくれるのであれば、テンション上がります。

隆家が活躍する大事なシーンにもなるわけですし、彼のキャラクターの存在意義として、彼が彼として立つことの大きな意味にもなるわけで…。

あんまり期待値を上げるのは良くないと分かっていても上がってしまうテンション。

ガッツリ戦シーンが描かれるなら、このドラマとしてもここで新しい側面が出てくるというわけですから、面白みが増しますよね。

こんなに次回予告を見てワクワクするのは初めてかもしれない光る君へ。

やっぱりどう終わっていくかに意識が向くのは仕方が無いことだとは思いますが、次回を楽しみにしたいと思います。

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