砂糖水と雑記帳

なんでもない日常の雑記帳 ~猫と暮らしてゲームして~

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【べらぼう】蔦重に腹が立って仕方がない

ついに来てしまいました。

私的イマイチ回。

今までずっと楽しく見ていたのですが、やっぱり「う〜ん」の回もありますよね。

蔦重…?

瀬川の身請け、ものすごい速さで決まるなぁと思っていました。

そもそも前回の終わりに流れた予告編を見た段階で「本当に?」と思うくらいの速度。

公式HPのあらすじに瀬川の身請けが決まったことで自分の思いに気づく蔦重…みたいな1文がありました。

だから、前回九郎助稲荷に罵倒されたのもここで回収できるんだなと思っていたのですが、今回はこの蔦重にずっと「う〜ん」と感じっぱなし。

このドラマ的には、鳥山検校は瀬川を身請けした後にずっと瀬川の心の中にいる蔦重の存在に苦しめられるのですが、その原因を作ったのが他ならぬ蔦重本人。

私はキャラ設定を読んだ段階では瀬川が蔦重を忘れられなかったんだなぁと受け取っていたのですけれども、あれはどう考えても蔦重が悪すぎる。

恋は盲目とか言うので、そういうやつと捉えれば甘酸っぱい話になるのかもしれませんが、私はそう類のものが刺さらないタチでして。

 

蔦重って今までもものすごく青二才というか、世間知らずなところが描かれてきました。

でも、それって市中の話とか。

書物問屋のルールとか、商いのこととか、そういうことは知らなくても・知識が足りなくても仕方がないと思えていた範疇です。

ただ、今回に関して言うと完全に吉原内のこと。

蔦重が瀬川に身請けを断るように言うのも、恋故の青二才で済んでしまうのかと思うと、私はかなり疑問に感じました。

生まれ育った吉原のこと、表も裏もなんだかあまりにも無知すぎないか…?と。

人間誰しも見たいものしか見ないものですけど、今回の蔦重に関しては違和感しかなかったです。

自分の思いに気づいて、それでも噛み殺して見送ってあげていれば、その先鳥山検校も一緒に暮らす瀬川も幸せになれただろうに。

良い思い出になることを拒んだ蔦重にずっとイライラしてたのかも。

これだったら晩年になるまで気づかない方がみんな幸せだったよね。

新之助

蔦重とは違う意味でちょっと腹立たしいのが、新之助

といっても、今回は圧倒的に蔦重がイマイチ過ぎたので、比べるのもしっくりはこないのですが。

新之助、源内先生の助手ですけども、彼も浪人だよね?

つまり、収入のない状態。

源内先生のように何かしら稼ぐ力があるようにも見えないのですが、それでもしうつせみと無事に逃げられたとして、どうやって生活していくつもりだったのでしょう?

当たり前だけど、江戸市中にはいられないだろうから、源内先生の助手も辞めることになるよね。

そうなった場合、どこでどのように暮らすのか計画は立てていたのかな。

ドラマを見ている感じ、そういうこと何も考えずに行動していたように感じますけど。

まぁ、新之助に関してはこう言うところあるあるなのかもしれないですよね。

時代も性別も関係なく、思考よりも先に行動してしまうっていうこと。

うつせみ

ちなみに1つ謎だったのが、うつせみ。

新之助に会うためにお金を稼いでいましたが、その際に客から体を傷つけられていた。

単純に暴力なら(と言うのもどうかと思いますけど)厄介な客と片付けられるようにも思うんですけど、体に名前刻まれた場合、うつせみは他の客をとれないよね?

それって、稼ぐことと反するのでは…?って思うんですけど、どうなんだろう。

名前刻んだのがとんでもない金持ちだったら許されるとか、そういうこと?

「この先もあの状態で松葉屋で働くのかな?」と純粋に疑問に思ってしまいました。

お客の方も、場末の店ならまだ変なのが居ても仕方ないってなるのかもしれませんが、普通のお店でああいう厄介な客がいるんですかね?

お店からしてみたら女郎って稼ぎを発生させる大事なものだし、それを傷つけられるのって普通はダメじゃない?って思うんですけど。

ここら辺は現代の考え方なのかなぁ?

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