
予告の段階からそわそわしていた、今回。
私が想像していた以上に事件に関してはサクッと流れたので、淡々と物語を見て終わった感じがあります。
おていさんが可愛かったなぁ。
佐野大明神
つい田沼贔屓になってしまう蔦重にとって、ふくと新之助の言葉は刺さるものだったのではないでしょうか?
彼らのように「今日食べるものがない」と生活に困窮している人々にとってみれば、「田沼のせいで苦しいんだ」という感覚も骨身に染みているのでしょう。
たとえそれが事実でないのだとしても、世論ってそんなもんです。
蔦重って確かに困窮することがないですよね。
いつでもどこかに助けてくれる人がいる。
そういう意味では、恵まれている側の人間であるのは間違いない。
前回の終わり、予告を見た段階の私の頭の中では、佐野が切腹をするまでに自身の心を吐露するようなシーンがあるのではないかと想像していました。
それがあったら辛いなぁって思っていたんです。
けど、実際にはそんなこともなく。
意次の慟哭はありましたが、佐野自身はそのまま、想像以上にあっさり退場してしまったように感じています。
そのせいか、精神的に辛いという感じもなく見終えました。
それは、よく言えば辛くならずにドラマを見られたということですが。
個人的には感情移入のしどころがなかった回という感じかなぁ。
意知のことは嫌いじゃないし、地元贔屓ということで意次のことはかなり好きで見ていますが、今回の事件でいうと私が感情移入するのって佐野政言なんです。
だから、彼の言葉がないままに居なくなってしまって、町民は佐野を大明神と崇めている…という流れが淡々と描かれたような感覚になってます。
軽やかに戻るのか、
意次が自分なりの仇撃ちに立ち上がった姿はとても格好良かったです。
ただ、彼がどうなっていくのか…というのは、なんとなく察しているのであまり両手放しには喜べない。
蔦重も筆で一矢報いるようですが、こちらはこちらでこの先の不穏を感じ取っているので「楽しみ!」と言い切れない感じ。
公式インスタの方で歌麿の妻となる人物の紹介がされていましたね。
現在の私の楽しみは、そのキャラクターが登場して歌麿と夫婦になる姿を見ることです。
政治面はずっと仄暗いし、蔦重もなんとも言えないし…ってことで、私の喜びポイントは歌麿においている。
これ以上辛い展開にはなってほしくないけど、明るい未来が見えないもんねぇ。