
相変わらずあんまり蔦重には共感できない感じでしたが、歌麿に笑顔が戻って良かったなぁと思っています。
ああいう寄り添いや距離のとり方は、流石ですねつよさん。
そして、今回から登場の新キャラクターたち。
キャラが濃すぎて渋滞してたね。
良かった、歌麿。
今回のタイトル回収は、歌麿と京伝の2名でしたねぇ。
あの2人が和やかに話している姿にホッとしました。
『欲』って、生きるための活力だったりもしますよね。
そして、歌麿にとっては女性を描くことが喪失の傷と向き合い整理して癒やすことにも繋がっていたのかな?と。
カウンセリングとかも、言葉にしていくことで自分の中で整理して癒やしへと繋がっていく…ってあるんですよね。
それが、歌麿にとっては女性の絵を描くことだったのかな〜って。
ずっとおきよさんを描いていたんだもんね。
その思い出が痛みにもなるとは思うけど、そこを乗り越えた先に歌麿の心の安寧があったのではないでしょうか。
楽しい思い出ほど喪失直後って強烈に痛みを伴って思い出してしまうものだし。
そういうところと向き合う機会になったのなら、良かったなぁ。
ずっと側で程よい距離で見守っていてくれたつよさんの存在も大きかったのでしょうね。
歌麿にしてみたら、母親的なポジションにおける唯一の人なのかもしれないし。
上手く甘えられてたらいいよね。
こういうところで、歌麿に救いが置かれていたというのが、視聴者である私の救いにもなっています。
新キャラたち
新キャストの発表の段階でかなり話題になっていた2名。
北斎は、まぁ絵を知っていますが、滝沢馬琴に関しては作品をあんまり知らない…。
八犬伝を書いた人だよね。
それは知っているけれども、読んだことないのです。
PS2の『大神』という作品に八犬士が出てきたなぁ…っていう程度の知識。
勝手なイメージですが、滝沢馬琴ってなんかもっと静かな人のイメージを膨らませていました。
でも、ああいう感じなのね。
…
滝沢馬琴、ウィキで見てみたら『尊大な性格』という記述がありました。
ただその一方で、毎日規則正しい生活を送っていたり、精密な日記を書いていたりと、性格はかなりきっちりしていそう。
北斎とのエピソードも書かれていましたが、こだわりが強い馬琴と我の強い北斎とで揉めることがあったらしい。
『右に描いてほしい人物を左に描く』という馬琴の北斎へのクレームが書かれた文章があるっぽいですね。
でも、きちんとその才能は認めている、仲の良い2名だったらしいです。
ドラマでは現状あんな感じでしたけど、ここから変化していくのかな?
今までべらぼうの凸凹名コンビっていったら、まあさんと春町先生だったので。
あの2人に並ぶような名コンビになっていってくれるなら面白いなぁと期待しています。