
第2話、しっかりと悲惨さが描かれていたことが個人的には高評価だったのですが、ネットで荒れそうだなーと思ったりも…。
今作、タイトルにもあるように『兄弟』というものにかなりフォーカスしているのかな?と感じられる部分もあって、とても面白かったです。
1話・2話での掴みはいい感じ!
農民の叫び
1話でも盗賊(賊?)が登場していましたが、2話でその恐ろしさがきちんと描かれていた。
日常的に脅威として存在していたんだろうけど、小一郎の視点から見てもあんなに被害を受けることはこれまでなかったんだろうな、と。
今回、予想もしなかったような災厄として訪れて、自分の無力さも守ってくれない武士にも怒りが溢れてた。
亡くなった人の山というだけでもそれなりに喰らうものがあるんだろうけど、腕だけ転がっていたり、頭が切って落とされていたり。
こういう描写をきちんと描いていることの安心感がちょっとありました。
去年のべらぼうでは女性の裸体について色々と言われていたけれど、今作ではこういう点で色々と意見が出てきそうだなーと思ったり。
大河ドラマに合わせて戦国時代に関してラジオで学び直しているのですが、万人の闘争状態であった戦国時代って、ああいう感じなんだろうなと私はすんなり受け取れた。
賊は賊で行きていくのに必死だろうし。
そうなっても仕方ないよな、ってくらいには腑に落ちた描写でした。
きっとこれから合戦がもっと描かれていくんだろうけど、きちんと描くことがこの作品を制作するうえでの覚悟みたいな感じもするな。
兄弟の話だから
今作のタイトルである『豊臣兄弟』、藤吉郎と小一郎兄弟の話であって、主人公は弟の小一郎。
この兄弟にフォーカスさせるのが上手いなぁと、見ていて感じました。
豊臣兄弟と並んで描かれた、織田兄妹。
市が信長と並ぶように描かれている作品って、私は新鮮だったのですが、それが兄弟というものの特別性を表してくれる良い描写になってましたね。
そして、信長という人間を考察するうえでも大切な情報になるとも思った。
家々を焼き払い人を殺すことを厭わない魔王。
という表の顔から少し踏み込んで、信長という人間を捉えてみるヒントを市がくれたようにも感じました。
藤吉郎が村に戻る動機としても、市がとても効いていたよね。
彼女は彼女で意思を持った強い人物として描かれるんだろうなーと思うと、これからの展開が楽しみです。
ラジオの再生リスト
私が聞き直しているコテンラジオの秀吉・家康シリーズの再生リストを貼っておきます。