
終わってしまいましたねぇ…。
4月スタートのドラマで最高作だと思っている、時すでにおスシ!?
毎週、毎週、本当に楽しみに見ていました。
終わってしまって寂しい気持ちもありますが、本当に幸せな時間をいただきました。
人生の希望をみた
公式サイトの番組説明文、本当にその通りの作品だったなぁ…としみじみ味わいながら読んでしまいました。
子育てを終え、久しぶりに訪れた “自分の時間”
戸惑いながらも「自分のため」に第二の人生を歩み始めた
彼女が飛び込んだのは、おスシを学ぶ“鮨アカデミー”!?
個性的な仲間たちとの出会いに刺激を受けながら前向きに生きる
笑いあり! ロマンスあり! おスシあり! の人生応援ドラマ!
この春、新しいことに挑戦するすべての人にエールを送る
ビタミンドラマをお届けします!
ビタミンドラマって言葉、最終回を見終えてこの言葉に偽りなしだと感じています。
すごく面白かったし、とっても元気が出た。
瑞々しい感情を感じられる時間をもたらしてくれた最高のドラマです。
主人公の待山みなとを演じるのは永作博美さん
主人公の鮨アカデミーでの先生:大江戸海弥を演じるのは松山ケンイチさん
どのキャラクターも愛を抱ける人物ばかりで。
見ていて苦しい気持ちになることも物語の上ではありましたが、それを経てより一層愛が深まるのが良かったです。
私の最推しはやっぱり渚くん。
母と息子の関係性の変化が、時には衝突も交えながらとても丁寧に描かれていた印象があります。
鮨アカデミーの仲間との青春ももちろんあるんだけど、みなとがここに入学した理由って、母親という役割を喪失した感覚がきっかけだから。
母と息子の関係性がみなとという人物の在り方にも大きな影響を与えるというのは、必然で。
だからこそ、この2人の姿を丁寧に繊細に描いていたところがとても好きでした。
そして、渚くんが良い息子すぎて…!
良い息子っていうか、本当に良い人なんだよね。
こんな良い子に育ってるってことは、それだけみなとが真剣にこれまで渚くんに向き合ってきた時間があるんだな…って想像出来るところも含めてとても推せる。
最終回で一緒にキッチンに立っている姿も、わちゃわちゃしてる姿も、微笑ましくて幸せな気持ちになりました。
鮨アカデミー
このドラマに出てくるキャラクターみんな好きなんですけども、全員について語っているとどうしても長くなってしまうので…。
けれど絶対に外せないのが鮨アカデミーの仲間たち。
みなとに様々に影響を与えてくれる彼らも、みんな好きだった。
柿木さんは、当初は「ちょっと苦手なタイプ…」って思ってたんですけど。
きちんと向き合って打ち解けてからは、いいキャラが輝きまくってて。
途中から森くんと張り合い出したところも含めてすごく好きでした。
あと、セザールも。
柿木さん、森くん、立石さんとみなとという4人組が馴染んで愛着が湧いたところに新メンバーってなって、最初は「え?」ってなったんですけど。
すっかり仲間の一人になって。
途中加入って簡単じゃないと思うんですけど。
彼に対して「こんなにも愛しくて素敵な仲間!」と思えるって、やっぱり脚本が凄いのかな。
振り返ってみると、新メンバー加入の戸惑いってみなとがセザールとの距離感の違いに戸惑っている感じにも表れていた気がします。
ちゃんと主人公が驚いてくれていたから、同じ温度感と速度感でセザールを迎え入れていけたのが大きいのかも。
卒業後の進路が変わっていたのも良かったなって個人的には感じました。
森くんはおじいちゃんのお店を継ぐために職人の修業の道へ…っていうのは、変わらず。
けど柿木さんは自分の店を持つのではなく、横田鮨アカデミーを世界へ!という方に変化していて。
こういう差がある方が自然ですよね。
本当に人間を描いている感じがして、ここも私的には高ポイントでした。
先生とのロマンス
鮨アカデミーのメンバーとして忘れてはいけないのが、先生。
魚組長とかサンバとか、色んな呼ばれ方してましたけど。
厳格でとっつきにくくて〜と思っていたのもつかの間。
あっという間にユーモア溢れるキャラクターが出てきて。
「チョコをおかずにチョコを食べる」という名言は、忘れません。
みなと達生徒だけでなく、大江戸先生の成長も描かれていたのが素敵でしたね。
大人が通う学校だからこそ、先生の苦悩も生徒の苦悩と同じ温度感で描けるという強みがあるように感じました。
生徒と講師が対等なのが、こういう場の特徴なのかもしれませんね。
ドラマ説明にも明記されている“ロマンス”の部分。
私としては、最高な描かれ方だったと思っています。
ロマンスつまりは恋愛って、想像する感じがどうしても「カップルになって〜〜」みたいな方向にいきがちですけど。
大人のロマンスってこういうことだよね!っていうお手本を見せてもらったような気持ちになりました。
在り方って人それぞれだからこそ、この2人の選択した姿にもすごく納得感があった感じです。
ロマンスという定義
ドラマが始まる前、ドラマの説明(冒頭で引用した文章)を読んだ私は、みなとと大江戸先生の関係性の着地がさっぱり想像出来ていませんでした。
本当に分かりやすいいわゆるロマンス…みたいな方向に行くのかと思ってた。
けど、ドラマを見続けて、この着地の仕方をして、とても納得しました。
そもそもこのドラマでは多様な幸福の在り方をずっと描いてた。
柿山さん夫婦も立石さんもセザールカップルも、みなとの親友の泉美の生き方も。
それぞれの人物がそれぞれの幸福の在り方を持っていたんですよね。
最終回を見終えて、この2人を振り返っていて、私はやっとそこに気付きました。
だから、みなとと大江戸先生には2人らしいロマンスの形がある。
このドラマでは分かりやすく多様性というものを全面に押し出すような描き方はしなかったけれど、その分丁寧に人物を描くことで幸福な在り方の豊かさを見せてもらったように感じています。
この丁寧な手触りが私は本当に好きでした。
超好きなドラマでした
本当に大好きなドラマでした。
ずーっと楽しかった。
終わり方を見ると、特別版とかで続けられそうな余韻があったので…。
贅沢を言うようですが、彼らの続きをまた見たいなぁと思ってしまいます。
本当に最高でした!