私は毎月心療内科に通院しています。
いくつか病院を変えながら今年で10年にもなる通院生活。
今の診断名は統合失調感情障害です。
そんな私の心のモヤモヤしたものをブログにて書いていこうかな、と思っています。
馴染めなかった学生時代
私はとても人付き合いが苦手です。
学生時代、3学期制の学校に通っていましたが
入学したばかり、クラス替えしたばかりの1学期はとても頑張るんです。
頑張ってお友達を作るのですが、
夏休み明けて2学期になるとその頑張りに無理が生じ、2学期半ばには私の周りから人が居なくなります。
3学期にもなると一人ぼっち。
それが学生時代のいつもの流れでした。
そもそも、友達を作るという事を努力するという事がもしかしたら間違っているのかもしれません。
しかし、私にとってはそれは努力しなければいけない事で。
周りの子たちに合わせて生活をするという事に大きなストレスを感じていたのも事実でしょう。
正直、学生になる前の幼稚園生の頃から人付き合いは苦手でした。
よく「幼稚園に行きたくない」と言って祖母を困らせていたほど。
小学校も中学校も私にとっては辛い期間でした。
高校はわりと自由に、1人で生活できる環境の場だったので、ただ勉強をするためだけに通っていたようなもので、会話をするのも教師だけ、と割り切っていて精神的に楽な面もありましたが、
とにかく学校と言う場が苦手、と言うか嫌いな私。
居場所がなく、保健室登校をしていた事もあります。
スクールカウンセラーの元に週1で通っていたこともあります。
人に対する苦手意識は解決される事なく、ただ体だけが大きく成長してしまった。
そんな状態の今です。
お仕事へのプレッシャー
そんな人付き合いが苦手な私も、学生という役から外れたら働かなければいけないわけです。
引きこもっていた時期もありますが…
高学歴でもなく、田舎に住んでいる私。
働く場所も身近なところ。しかも精神的に心配な部分もあり正社員にはなれない…。
私なりに考えて、スーパーのバックヤードでパートとして働いてみたり、派遣社員で工場に行ってみたり、と
できるであろうお仕事にいくつかチャレンジしました。
高校生の頃にはコンビニでバイトをしていました。
引きこもり期間の後、スーパーのバックヤードでパート。
長続きせず、辞めてしまい、
しばらくの間が空いてからまた別のスーパーで同じくパート。
2年ほど働きましたがやっぱり辞めてしまい、
またしばらくの間の後に派遣社員として工場へ。
こんな感じでした。
コンビニのアルバイトをした際に、自分は接客業はムリで、レジ打ちもムリだという事に気づき、
スーパーの裏方ならばできるだろうとパートで雇ってもらったのですが
ここで人付き合いが苦手な事が大きな壁となり、コテンパンにやられてしまって辞める事に。
次の仕事までの間が空いたのは、家族の看病があったからでもあるのですが、疲れてしまったメンタルを立て直す時間でもありました。
そして、別のスーパーにて同じく裏方のお仕事。
このお仕事はわりと楽しんでできていましたが、やっぱり人付き合いが壁になり、最終的にメンタルボロボロになり辞めました。
同じくしばらくの間、メンタル回復期間です。
そして、派遣社員として働いてみよう。接客とかしなくていい仕事がいいな。という事で工場へ。
しかし、ここでも人付き合いが上手くできず、さらにお仕事も付いていけずで辞める事に。
お仕事、長く持って2年です。
短いと数か月で辞めています。
正直、メンタル回復のための空白期間の方が長く、その間何をしていたかと聞かれれば、ひきこもりでした。
原因はいつも…
人付き合いが苦手。
学生生活も、お仕事も、いつもストレスになるのは人間関係でした。
相談できる相手を作る事もできないので、結局一人で追い詰められて「消えてしまいたい」というところにまで行きついてしまいます。
家族に相談すればよいのでは?と思われそうですが、そう言えば、そんな事を思いつく余裕もありませんでした。
家族に話すのは一番最後。
「仕事を辞めようと思っている」という事に対するOKの返事を貰うためでした。
…仕事を辞めるのは自分なのに家族のOKが要ると言うのもなんだか不思議な話なのかもしれませんが。
しかし、そうやっていくつかの長続きできないお仕事を経験しました。
お仕事を人並みに続ける事ができない自分。
私にとってこれはとてもマイナスな事です。
普通の人でありたいのに、そうなれない。
周りの人たちが、当たり前の様に毎日おこなっている事ができない。
そう考えれば考える程、私は落ち込むのでした。
私ができる仕事
外に働きに出なくても家で働けばよいのではないか?
そう思う事もありましたが、発想が貧弱な私が家でおこなう仕事としてイメージしたのは内職でした。
PCを使ってお仕事、なんて思いつきもしなかった。毎日ネットしているのに…。
家で、一人で、誰かとの摩擦に怯えなくてもできる仕事。
フリーライターとは、私にとってそんな仕事です。
まだまだ新人で、フリーライターなんて格好良い名前で呼ばれるほどではありませんが。
家に居ても、少しでも収入が得られる。
社会人として、働いていないというマイナスを背負う事無く、ほんのちょっとの自尊心を守ってあげられる方法なのです。
外に出て働いた方が、お給料はしっかり貰えるでしょう。少なくとも今の私の収入よりかもっと安定しています。
しかし、今は家で仕事をしていようと思っています。
もしかしたら、いつか、数か月後かもしれませんが、外にアルバイトやパートとして働きに出る事もあるかもしれません。
それは、今の私には分からない事ですけど。
ただ、外で働くだけが全てではないと知る事ができた今、
私にもできる仕事があるんだ、と少しだけ自分に自信が持てています。
夢を追いかけているのも事実ですが、今の私にとって家でおこなえるフリーライターの仕事は、自分が生きていても良いんだ、と思わせてくれる命綱の一つだったりします。
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