歯の矯正のお話5日目は口内炎についてです。
痛みという点ではコレが一番つらい気がしています。
生活をしていくうえで、どうしても使う口。
そこにできてしまった口内炎…。
これも、歯の矯正を始めるまで考えもしなかったダメージでした。
予想していなかったダメージ
歯の矯正は痛いであろう
私のぼんやりとした矯正に対するイメージです。
が、この『痛いであろう』というのは矯正器具によって歯がギューっと押さえられる事による痛みについて。
その他にも痛みの元があるなんて考えもしませんでした。
しかし、ヤツは襲ってくるのです。
それが口内炎。
私は歯並びが悪かったので、よく食事の際に口内の余計なところを噛んでしまって口内炎を作るという事がありました。
が、その比ではない。
矯正器具を調整したりつけ直したりすると、必ずその後に口内炎ができるのです。
ブラケットやワイヤー、金具が口内の様々なところに当たり、傷ができ、口内炎に…
口は食事の時以外にも動かしますよね。会話をする時だって、動かさなければ話せないわけですから。
嫌でも動かさなければならない場所。
しかし、動かすと傷ができる。
そんなジレンマに襲われるんです。
器具が!噛んで!痛い!
今現在も私の口内には大きな2つの口内炎ができています。
これらは、ワイヤーが頬の肉に当たってしまい、抉れるような形でできてしまっている傷。
先月の通院でワイヤーを張り替えてからその位置が変わってしまい、それから1か月間ずっと頬の肉に当たり続けています。
今は傷自体が慣れてしまったのか大きな痛みはありませんが、ワイヤーを変えたばかりの頃は口を動かすたびに出血し、強い痛みがありました。
また、私は下の歯列を押すために金具を取り付けているのですけど、
その金具が舌に当たって、食事の際に舌の裏側に引っかかり、皮がめくれる、なんて事も何度かありました。
口内炎の中で一番痛いのが舌にできたものだと思っているのですが、この、皮がめくれてしまうというのはそれだけで大ダメージです…。
頬の肉に関しては、矯正器具のせいで巻き込まれて噛んでしまうという事もあります。
挟んでしまうのでこれもなかなかに痛いし、口内炎の元になってしまうので厄介です。
毎日の格闘
食事の時間が一番口内を傷つけやすいタイミングかと思いますが、会話をしている時も、欠伸の時も、
口を動かせば、矯正器具に口内のどこかしらが当たるので傷を作ってしまう可能性があります。
口内炎ができてしまうと、それが治るまでは食事や会話でとても不便な思いをします。
特に、舌に口内炎ができてしまうと最悪。
矯正器具をつけていると、口内炎を作らないようにしよう、と気をつけていてもなかなか難しいと思います。意識していない動きや予想外の事で傷ができてしまうという経験を何度もしました。
歯医者への通院後は特に気をつけて口の中を観察します。
「ココはマズイな」と感じるところを見つけるのは簡単ですが、では、そこに口内炎ができるのを防ぐとなるととても難しいです。正直不可能ではないかと。
口内炎の薬は必須です。
歯医者で張り薬を貰えますが、塗り薬も用意しておいた方が良いと個人的には思っています。
口内炎が酷ければ歯医者へ行く事もした方が良いのかもしれませんが、私は毎月我慢して次の通院まで乗り切っているような状態です。
歯の矯正は我慢との闘いだと思います。
が、どこまで我慢できるかは個人差あると思うので、ここの点はあまり無理をしない方が良いのではないか、とも思っています。
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