チンチラを飼っている私ですが、我が家には3匹の猫も居ます。
チンチラを飼い始める時から、猫とどのように共生させていくか考えました。
その結果、触れ合う事は無いように、なるべく距離を作って一緒に生活していこうと決めたんです。
そして、今日まで直接顔を会わせる事無く生活してきたチンチラと猫。
が、私のちょっとしたミスで顔を会わせる事に…!!
ネズミはネズミ
猫にとってみたら、チンチラはただのネズミです。
ネズミを狩ってくる猫たちからしてみたら、獲物でしかないのだろう、と考えて、接触する事の無いように、と生活してきました。
チンチラのルコは最近部屋んぽを始めまして、私の部屋の中を元気に走り回ってくれています。
チンチラは砂浴びをするので、粒子の細かい砂が部屋中に舞うし、砂浴び後のチンチラの体は砂を沢山纏っている状態。
そんな状態で部屋中跳び回り走り回るので、部屋中が砂砂じゃりじゃりするのです。
そこで、部屋んぽが終わったら掃除機をかけるのが決まり。
ルコは掃除機の存在に慣れてくれているので、大きな音がしても気にせずご飯食べていたりします。
で、そんな掃除の時間。
掃除機を動かしている私はルコのケージから背を向けていました。
掃除機もそこそこの音量で動いているので、小さな物音は気付けません。
掃除が終わり、掃除機をいつも置いてある場所に戻そう、とドアの方を振り向くと、猫が!
我が家の唯一のオス猫のおっとん(仮称)が、ルコを凝視していました。
おっとんvsルコ
とりあえず、その場に掃除機を置いておっとんの元へ。
と言っても、部屋が広い訳じゃないので数歩の話なんですけど。
「うなーん、うなーん」と鳴きながら、ルコの事を凝視しているおっとん。
片方の前足を少し浮かせて、いつでも猫パンチが繰り出せる状態です。
一方のルコは大して気にしていないのか、興味はあるようでケージの隙間から鼻先を出していました。
そんなルコの鼻先にそーーっと手を伸ばしたおっとん。
ちょんっと触れたとたんにルコはビックリしてケージ内をバタバタ。
触れた方のおっとんも、触れた事にビックリして大きく体を揺らしていました。
「手、出したのは自分でしょ」と思いつつ私は爆笑。
ルコはケージの中に居るので、おっとんは手を伸ばすだけで噛みついたりする事はできません。
でも、あんまり長い事触れ合っているとルコの方もストレスが溜まりそうだなぁと思い、すぐにおっとんを部屋から出しました。
が、おっとんはルコの事が気になるようで、部屋の前で「うなーん、うなーん」としばらく鳴いていました。
忘れてくれー
猫の記憶力がどの程度なのか分かりませんけど、おっとんは翌日も私の部屋の前に来て鳴いていました。
ルコの事を覚えたのかなぁ、と思ったのですが、その次の日は来ませんでした。
忘れたのか、興味が薄れたのか…。
部屋んぽ以外の時間はルコはケージの中に居ます。
私が不注意で部屋のドアを開けていても、猫が噛みついたりする事は出来ません。
部屋んぽ中は私も気を付けているので、ドアを開けているなんて事は絶対にないのですけど、猫との接触がルコにとってストレスになってしまったら困るので、おっとんには1日でも早くルコの存在を忘れてくれるよう、祈るばかりです。
他の二匹に関しては、まだ接触していないのでどのような反応をするのか分かりませんけれども、なるべく平和にルコが過ごしていけるように、祈るばかりです。
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