ようやく、ようやく、ブリミュを見ました。今回私が見たのは、『ROCK MUSICAL BLEACH~もうひとつの地上~』です。
WOWOWで今年の頭くらいに放送された(と思うのですけど、昨年だったかな…?)ものを見ないままにずーっと放置していました。が、ようやく見る気になりまして。
感想はまず一言。面白かったです。
なつかし
ブリミュは私にとって原作を知らないシリーズの二つ目。ちなみに一つ目はテニミュです。テニスの王子様もBLEACHも原作を知らず、ミュージカルのみで楽しんでいる作品だったりします。
ウィキを見たところ、ブリミュの初演は2005年なんですね。その当時…、中学生とか高校生とかそこら辺かな?テニミュと同じように熱狂してハマっていました。今では考えられないのですけど、友達とカラオケに行くとテニミュやブリミュの曲を入れるのが定番で、もうひとつの地上は必ず歌っていた記憶があります。(今ではカラオケ嫌いの人間なのですけど、当時は素直に楽しかったです)
ブリミュを見るきっかけはやっぱりテニミュでした。出演している俳優さんのほとんどを知っている状態で、原作は知らずとも自然と見ようと思い、ハマったのでした。
キャラの濃さはテニミュと同じくらい。劇中に殺陣があり、それが私をブリミュにハマらせた一つの要因です。
2016
今回見たのは、ブリミュの再再演とでも言えば良いのか…。2016年に公演されたものです。
舞台に出ている俳優さんで知っている方は少なく、見たいと思ったきっかけは平田裕香さんが出演されているから、というもの。一人の俳優さんに惹かれて舞台を見たいと思う事は少なくないのですけど、約3時間の大作を見る勇気がなかなかわかず、今の今までずっと放置、となっていました。
放置している間に変わった事と言えば、刀ミュにハマった事。知らなかったのですけど、刀ミュに出演されている俳優さんもこの2016年バージョンのブリミュに出演されていたんですよね。それを知ってから少しずつ見たいなぁ、見たいなぁ…と意識が向いた感じです。
原作を知らないので何とも言えないのですが、多分3時間に収める程の作品じゃないんでしょうね、BLEACHって。もっと何回かに分けて一つ一つを描こうと思えばいくらでも濃く描く事ができる作品なのではないか?と見ていて思いました。
正直2005年の頃の初演の記憶が薄いので、大まかな話の流れは記憶していても、ここまでギュっと押し詰めた作品だったかな?と思う部分がちらほら。
シリーズにしても良かったんじゃないかな?と思うくらいの濃密さでした。
原作のファンなら、このシーンをもっと掘り下げて!と思う部分が多々あったのではないでしょうか?
歌の安定感は流石だなぁ、と見つつしみじみ。平田さんのお美しさにも感激しつつ、ようやく見たブリミュを堪能しました。
もうひとつの地上
タイトルにもなっているもうひとつの地上。約10分くらいの長い歌なのですけど、あの曲の振り付けが初演の頃のものとそんなに変わっていなくて嬉しかったです。
今でも歌詞を完璧に覚えている曲で、印象深いし、好きだなぁと思う曲。
2016年版のブリミュ、最初はキャストさん知ってる人ほぼ居ないし…色々と変わってるだろうし…原作知らないし…と引き気味だった意識でしたが見て良かった。長らく放置してましたけど、今のタイミングで見れたという事に大きな意味があるように感じました。
また見たいと思える作品だったので、Blu-rayにダビングしている最中です。
見たいと思って放置している物がまだまだあるので、少しずつ、気が向いた時に消化していこうと思います。
ブリミュは私の中で大あたりでした。
あー、面白かった!
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