砂糖水と雑記帳

なんでもない日常の雑記帳 ~猫と暮らしてゲームして~

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ほのぼの聖人2人の立川バカンスに癒される

3月も2本くらいはアマプラを利用して映画を見たいと思っている、私。

2月の終わりに見た映画の感想を書こうと思います。

今回は、アニメ聖☆おにいさん

きっかけは、星野さん

そもそも聖☆おにいさんの映画を見たいと思ったきっかけは、星野源さんのエッセイでした。

ということで、今回感想を書くのはアニメの方の映画聖☆おにいさんです。

ブッダの声を星野源さん、イエスの声を森山未來さんが担当されています。

 

映画では漫画の初期の方のお話を四季に分けてゆるりと描いています。

それもあってか、聖人2人が立川で暮らしている姿がとても生き生きとリアルに感じられて…!

ブッダの涅槃ネタから始まり、夏のプールやお祭り、秋にはちょっと寂しい空気感と共に夏から続く少年たちとブッダとの攻防があり、冬にはイエスのお誕生日があり…。

映画では夏の神社でのお祭り〜秋にかけての物語が少年の視点で描かれていくのですが、それがとても新鮮でよかったです。

また、春には「怪しい外国人」と近所の主婦たちに言われていたイエスブッダが夏ごろには「挨拶もしてくれるいい人」となり、立川のあの街に馴染んでいく姿が自然だけれどもリアルでした。

映画オリジナルの要素と原作が心地よく混ざり合っていました。

原作も初期の頃は読んでいたので、映画に出てくるストーリーは知っているものばかり。

私はプールからのサウナでコワモテのお兄さんと仲良くなるイエスの話が原作の頃から好きで、それが映画でも描かれていたのが嬉しかったです。

また、クリスマスではイエスが聖歌の意味を知らずにロシア語のように歌うのですが、これって漫画ではどのように歌っているかはわからない部分。

アニメ映画となって初めて触れることのできた面白さでした。

というか、森山さんの凄さに純粋に驚いた。

「シュワキマセリィ〜〜」って、ああいう音になるんだねぇ。

ブッダでいうと、サウナの後ほぼ裸で街に出ちゃうところと、クリスマスに頑張ってイエスをお祝いしようとした結果さまざまな動物が家に来ちゃうところが好きでした。

普段のブッダの声がかなり柔らかく抑揚も穏やかだからこそ、焦った時のテンパリ具合が本当によくわかる感じで。

泣きながらマッチ咥えてた七面鳥も可愛かった。

アニメ?実写?

公開自体は終わっていると思いますが、実写でも聖☆おにいさんの映画をやっていましたよね。

これももう少し時間が経てばアマプラで見られるのだと思います。

ドラマ版に関してはすでにアマプラで配信されてるし、知っている人も多いと思う。

 

個人的な好みということを大前提に置きますけど、私はアニメの方が好きでした。

アニメは2人の日常にフォーカスしていて、実写はギャグにフォーカスしているので、ここでわりと好みが分かれるんだろうと感じます。

私は、なんでもない日常を淡々と描く作品が好きなので(団地のふたり とか)、ギャグとかドタバタコメディの色が濃い実写よりも、アニメの方が好み。

 

ただアニメを見ていてちょっと勿体無く感じたのが、2人がサラッと言うギャグ。

遊園地でチケットを買う時の「聖人2枚で」とかって、音だけではわからない面白いところだと思うんです。

原作を読んでいれば頭の中で変換されるけど、知らないと気づきようのないポイントというか…。

まぁ、映画を見てから漫画を手に取る人もいるだろうし、そういう人たち向けの楽しいサプライズ要素として考えるならその効果はあったのかもしれませんね。

アニメもいいねぇ

普段あまりアニメを見ないので、久しぶりにアニメ作品に触れた気持ちです。

でも考えればアマプラには実写作品だけじゃなくてアニメ作品もあるよね。

昔見ていてまた見たいものとか探してみようかなぁ…。

 

ちなみに見たい映画のリストの中に、名探偵ピカチュウも入っています。

西島秀俊さんがピカチュウの声を担当されていたということで、公開当時から気になっていたのです。

あとハリウッド仕様の若干気味の悪いビジュのコダックも見てみたい。

YouTubeポケモンコンシェルジュを見てからコダックの株が上がりまくっているところに、劇薬を浴びてみたい気持ちです。

 

P.S.悲しみ…

アマプラで戦う司書を探してみたらなかったです…。

いい作品なんですよぉぉぉ。

まじで、朴路美さんのお芝居に泣いたアニメなので、また見たかった…。

 

色々検索してたら、関心領域がプライム特典作品になっていたのでそちらはウォッチリストに入れました。

くぅぅぅ。

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