小さい頃からお風呂が嫌いだった私。
半身浴とか温泉とか、そういうものの楽しみも理解できません。
が、ほんの少しだけ「お風呂が好きになれそうだな」と思う経験ができた最近。
ぬるめが大事と知りました。
オフロキライ
小さい頃から、お風呂が嫌いでした。
お風呂というか、入浴といった方が正しいのかもしれません。
要は、湯船に浸かるのが好きじゃなかった。
気持ち良いというのは分かるのですが、湯船に浸かっていると息苦しくなってくる。
しかも、体を洗ったりしているとその苦しさが増してくるので、入浴はしたくないというのが私の考えでした。
冬の寒くてどうしようもない日以外は、シャワーで済ませたいお風呂。
しかし、自律神経の乱れを感じ、それを正すためには入浴が大事と知ったので、渋々お風呂に湯を溜め、入浴しました。
自律神経の乱れに関しては、そもそも別に大きな原因があったのですが…。
ぬるめ、大事
自律神経の乱れを治すためには、ぬるめのお湯にゆっくり浸かるのが大事なのだそう。
入浴にはリラックス効果があるというのは、分かります。
冷え性の改善にも効果的だということも知っています。
が、それでもなるべく入浴はしたくない私。
検索して出てきたHPには、『38度くらいのぬるめのお湯にじっくり浸かる』と出てきたので、言われた通りに温度設定して入浴することに。
長い時間の入浴の際には、水分補給のお水も必要とのことだったので、ボトルに麦茶(水で薄めたもの)も準備。
お湯が溜まったので「いざ、」と気合を入れて、入浴しました。
私の中では、湯船に胸あたりまで浸かると息苦しくなるのです。
が、苦しさや違和感もなく湯船に居られる。
しっかりと時間を測っていたわけではないのですが、ボトルに準備した麦茶を飲み干すまで、のんびりしていました。
お湯の温度が高くなければ、苦しくなったりしないんですね…。
幼い頃から祖父母と一緒に暮らしていたので、お湯の温度高めだったんですよね、我が家。
「世の女性たちはよくもこんな苦行を好んでするなぁ…」と思っていたのですけど、温度がそもそも違ったんだね。
ぬるいお湯だと苦しくもないし、お湯と自分とが溶けるような何とも言えない感覚の面白さを感じられました。
長風呂グッズ
湯に溶けるような感覚の面白さはありましたが、何もないととても手持無沙汰な時間。
本を読んだりする人も居るみたいですが、湿気で紙がへにゃっとするのは嫌な私は、スマホの防水ケースを購入しました。
Spotifyで音楽とかラジオ聞いていれば、それなりに時間があっという間に過ぎていく。
iPadも持っているし、YouTubeの視聴とかするならそちらのケースの方が良いのかもしれません。
が、私はとんでもなく近視。
お風呂に入っているときは、コンタクトも眼鏡もしていないので、視覚で何かしらの楽しみを得ることは不可能です。
ということで、スマホ用の防水ケースを選択。どうやら今日それが家に届くみたいなので、ちょっとワクワクしてます。
と言っても、毎日のように長風呂をするつもりはありません。
基本は今まで通りシャワーで済ませる日々ですが、時々の楽しみとしてぬるいお湯に浸かるのも悪くないかな?と。
こんな考えになるなんて、自分でもびっくり。
入浴がリラックス効果があるというのも、初めて実感できた気がしています。
あと、冷え性の改善に関しても。
ぬるま湯と言っても、長く浸かっていれば汗をかきます。
血行が良くなっているのが実感できたので、そちらの効果も期待しつつ、時たまの長風呂してみようと思います。