砂糖水と雑記帳

なんでもない日常の雑記帳 ~猫と暮らしてゲームして~

人物イメージが色々と変わった回でした

ドラマを見ながら思わずスマホに『道兼 チワワ』とメモしていました。

それから、見ていて「詮子が1番父親の兼家に似ているのだな〜」とも感じて。

後、為時の存在がまひろにとっては救いになったのかな?とも。

今回私が気になったのがこの3点だったように思います。

人物イメージ

さて、『道兼 チワワ』について。

先に謝っておくなら、私はチワワという犬があまり好きではありません。

嫌いではないのですが、そもそも小型犬に惹かれないという私の性格だと思ってください。

では…。

昔、私がまだ幼かった頃ですが、チワワが出てくる印象的なCMがありました。

白いチワワが大きな目をうるうるとさせているやつ。

あれを見ていて私はとても居た堪れないような感覚になっていました。

ひたすらに可哀想というか、なんというか。

哀れという言葉がしっくりくる、そんな姿に見えていたんです。

このチワワに感じる哀れさを同じように道兼から受けました。

お芝居の上でなのか、彼って目に涙を溜めている姿をよく見ます。

それが印象的なこともあってか、チワワへの哀れと嫌悪感にも似たものを彼にも感じるというか。

この嫌悪感は、別にチワワにも感じてるわけじゃないよ。

道兼自身が自分が哀れな立場であることに気づいていない、その鈍感さへの嫌悪感と言ったら良いのだろうか。

救いようのない人間に感じるソレによく似ている気がします。

私の中で道兼という人物は、「わかりやすく物凄く嫌(嫌い)なヤツ」ではありませんが、「嫌だわ〜」としみじみ思ってしまう人ですね。

もう1人藤原家で印象的だったのが、詮子。

彼女、父親の兼家のことを様々な理由から嫌っていますが、彼女が1番父親に似てるように思います。

もしかして、嫌っている理由の1つに同族嫌悪があるのかもしれない。

登場した当初(ドラマ序盤)では思いを内に秘めるタイプの、苦しい立ち位置に置かれがちな人物なのだろうかと思っていたのですけど、そんなことなかったね。

彼女に関しても印象が大きく変わりました。

なんか、放っておいても大丈夫そうな人って感じ。

ただ、それが強さに見えないので、なんというか…詮子もあんまり好きじゃないかも。

というか、私の中では藤原家の面々で好感度が高い人物がいない気がする。

道長も、なんか、ねぇ…。

男、為時

今回1番のヒットポイントは、為時でした。

他所の女性の家に居座っているっていうアレ。

まひろの目から見た時、自身よりも貧しい暮らしをしている女性の側で当たり前のように寄り添う為時というのは希望に見えたのではないかな?と。

「女性の価値は家柄」という言葉を聞いて、それが深く心に刺さっていたであろうまひろにしてみたら、そんな言葉と逆を行く父の姿は大層格好良いものだったのだろうと私は受け取りました。

こちらの父娘も価値観や感覚が似ているのかもしれませんね。

詮子と兼家との良い対比になっている感じかな。

言葉は多くないものの、少しずつ父娘関係が修復されているように感じられて、そこも嬉しいポイントでした。

次回へ、

今回でまひろと道長がソウルメイトであるという部分を明確に描いた形になるのでしょうか。

ソウルメイトとしてのスタートみたいな…。

私としてはあまりしっくりきてないですけど。

そもそも「ソウルメイトって何?」とも思ってますが。

これからの流れとしてまひろの視点的に辛いものになっていくのかもしれませんが、それに関して言うと私は彼女に対して「自業自得なのでは?」と思ってしまうような振る舞いだったように感じてます。

恋する女(乙女?)の心がわからないからなのかもしれませんけど。

そういう側面でのどんよりが予測されてちょっと憂鬱に感じています。

そう言った乙女の憂いって私はあまり許容しないタイプなので…。

これからどうなっていくのでしょうねぇ。

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