
お墓参りは好きですか?
そもそも、お墓参りにはどのくらいの頻度で行かれていますか??
都会に住んでいる方や、お墓が近くに無い方は年1回とか頻度は多くないと思います。
それは仕方のない事ですよね。
我が家のお墓はわりと近所にありまして、祖母は月に1回はお花を替えにお墓参りに行っています。
私もそんな祖母にくっついて行くので毎月とは言えませんが3か月に1回くらいは行っています。
さて、改めてお墓参りは好きですか?
愛着
私は小さい頃(幼稚園に通っている頃)から我が家のお墓が大好きでした。
祖母は変わらず月に1回のお墓参りをしていて、私も小さな頃から一緒にお墓に行っていたんです。
我が家のお墓は一目見ればコレだと分かるもの。
もちろん、名前が墓石に彫られているのですから分からないはずは無いのですが、我が家のお墓は年季の入り方が違う。
墓石と言えば、独特なツルツルとした石を思い浮かべるかと思いますが、我が家の墓石は風化した石。しかも苔生している。
という事もあって、並んだ墓石の中からでも一瞬でアレが家の墓だ、と分かるのです。
私はそんな我が家のお墓が大好きでした。
もちろん、今も大好きです。
地蔵と
お墓に並ぶように小さなお地蔵さんもあります。
それらは、ご先祖様の中でも幼い頃に亡くなってしまった方のもの。
古いお墓なので多くのご先祖様が入っているのです。
私の父も入っているお墓。
幼い頃から私は
「いつか死んだら私もこのお墓に入るのだ!」
と、本気で楽しみにしていました。
子供の頃から変わっていたのです…。
大好きなお墓にいつか入る、という事が私の中では特別な事でした。
しかし、祖母にその旨伝えたところ
「貴女はお嫁に行くからこのお墓には入れないんじゃない?」と。
その返答に大きな衝撃を受けたのを今でも覚えています。
それから、お嫁には行かない云々の話を祖母とした記憶もあります。
お墓に強い愛着があると言うのは悪い事ではないと思っています。
ただ、小さな頃からそこに入る事を目標に生きている自分はどうかとも思うのですが…。
今のところお嫁に行く予定は無いので、無事に我が家のお墓に私も入れると思います。
苔生した我が家のお墓。
特別感のある、大事な場所です。
お墓参り
父が亡くなってから、私が祖母と一緒にお墓参りに行く頻度が高くなったように思います。
お花を替えた後、
手を合わせて、何を話すでもなく近状報告をしてみたり。
お墓参りをすると何もしていないのに何か良い事をした気分になる不思議。
毎朝仏壇に手を合わせていますが、それとはまた違った不思議な気持ちになります。
夏休みとか、お盆などなどこれからお墓参りに行く機会ができるかと思いますが、
面倒がらずにぜひ足を運んでほしいなぁなんて、お節介ながら思ってしまったりします。

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