砂糖水と雑記帳

なんでもない日常の雑記帳 ~猫と暮らしてゲームして~

生餅の思い出と年末

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年末ですね。大掃除とかおせちの準備とか忙しい方も居るのだと思います。

我が家では31日におせち等の準備をするので、それまでは待機と言った感じです。大掃除はする予定は無いらしいので、忙しい空気はありません。

 

さて、年末年始と言えばお餅。生餅!

私の大好物が、そろそろ我が家へやって来るのです。

 

 

 

 

やって来る

サンタがやって来ないような年齢である私にとってクリスマスはそこまで重要なイベントではありません。

それよりも、毎年12月30日の方が楽しみなのです。

 

毎週日曜に朝市があるのですが、その朝市では年末に向けてお餅の予約が開始します。

お雑煮とかお餅を食べる機会が増える年末年始。

それ用のお餅を予約するのです。

 

別に予約しなくてもスーパーに行けばお餅は買えますよね。切り餅として売っているアレですが、朝市の方で予約ができるお餅は生餅なんです。

生餅って家でお餅をついたりしなければ食べる事ができないレアな物だと思っているのですが、その生餅を大量に予約できるのです。

我が家は3人暮らしなのでそんなに大量に買っても…となる事もあるのですけど、冷凍しておけば保存は可能なので、いつも多めに買っておくのでした。

 

㊗の印

私が子供の頃、ご近所で家を建てるとお餅投げというイベントがありました。節分の時にもお餅を投げるお店があったり、お餅投げというイベントはとても身近な物でした。

お餅投げはその名の通りお餅を投げるのですが、白と赤の紅白の丸いお餅が投げられます。袋に入っている小さな生餅。

私はこのお餅が大好きで、お餅投げというイベントをとても楽しみにしていました。

 

人が密集する場は好きではないのですけど、お餅投げだけは別。周囲の人にもみくちゃにされながらお餅を拾っていました。

 

お餅を拾ったら家に帰って、生餅にそのままかぶりつきます。

焼いたり、煮たり、調理をするものなのかもしれませんが、私は生餅はそのまま食べるのが好きでした。

ほんのちょっと甘みを感じられる生餅。

普段、いつでも手に入れられる切り餅とは違う特別感のある生餅。お祝い印の紅白の生餅は幼い頃の私にとってとても大切な食べ物でした。

 

ワクワク

30日になったら朝市に行って、予約しておいた生餅を受け取ります。

家に帰ってくると、祖母が生餅を切り分け保存する準備をします。私はその祖母の横で生餅をつまみ食いするのが仕事です。

 

最近はお餅投げのイベントが行われる事が少なくなり、その代わりに朝市等で生餅を手に入れられるようになりました。

生餅が気軽に購入できて食べられるという事は嬉しいのですけど、お餅投げのワクワク感を感じられなくなった事はちょっと寂しく思います。

生餅と言えば紅白のお祝いの丸餅。

最近ではなかなか食べる事も手に入れる事も少なくなってしまいましたが、今も何処かでお餅投げしている地域はあるのでしょうか?

幼い頃のワクワク感をまた感じたいなぁと思ったりする年末でした。

 

 

 

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