勘違いとか言い間違いとか、生活していれば大小あると思うんです。
私も天然が入っているタイプの人間なので、よく経験して恥ずかしい思いをすることもあるのですけど、なるべくそれを取り繕って生きています。
多分、私の天然な部分は母からの遺伝なのだと思うのですが…。
そもそも天然が遺伝するのか知りませんけど。
母の言い間違いや記憶違いは面白く、本人は年齢のせいとか思っているのかもしれませんが、私からするとやっぱり天然の要素があるように感じるのでした。
藍色って?
母の元へ行った際にテレビやYouTubeなど一緒に見たりして、そのことを話題にして会話をすることも多々あります。
先日母の元へ行った時には、WOWOWで放送された菅田将暉さんのライブの映像を一緒に見たのですが、その映像を見た後の会話で
「藍色と青は歌わなかったんだね」
と、母。
言いたい事はよーく分かるのです。
母が言いたいのは『灰色と青』という曲のタイトル。
藍色と灰色と、語感は似ています。それは分かる。
しかしながら、そんなブルーな気分になりそうな歌ではない、と心の中で盛大に突っ込んで訂正したのでした。
母の中で灰色が藍色に変換されていたのがいつからなのか分かりませんけど、私以外の人に同じように話していたらなんだかなぁ…と思う娘です。
美人
刀ミュやらゲームの刀剣乱舞やら、楽しみを共有したい私は母に色々と話しています。
刀ミュは一緒に見ているのですが一向に名前が入っていかない母。
まぁ、刀の名前って分かりにくいのは私もよく分かるのでそれに関しては構わないのですけど。
「あの青い人が…」
とか母に言われても、刀ミュに『青い人』は何人も居るわけで…。
三日月宗近?
にっかり青江?
大和守安定?
と聞いても母には通じないので、とにかく男士の特徴を挙げてみて当てはまる男士を見つける作業が恒例になってきています。
先日は三百年の子守唄を一緒に見たのですけど、母的には大倶利伽羅は赤い人に分類され、加州清光も赤い人。
そして、加州清光と同じような衣装の人も居たよね?となり…。
謎解きと答え合わせをした結果、加州清光と同じような衣装は堀川国広で。
「分からん!」となっている私です。
唯一母と私の間で共通認識で通じるのは「美人さん」の刀剣男士。
千子村正のことです。
多分、とうらぶを楽しんでいる審神者さんや他の刀ミュ好きな方に「美人さん」がどの男士か?と聞いても一発で村正にたどり着く人はそうそう居ないと思います。
完全に家語。
母と私の間で通じているだけの言葉なので、世間に浸透させようなんて思ってませんが…。
もうちょっと分かりやすい、外見の特徴とかで認識してくれればいいのになぁと思うのです。
青い人や赤い人、同じような衣装の人、という謎解きはハードルなかなか高いです。
似てるのか…も
自身が天然であることは頑なに認めたくない私ですが、きっと傍から見たらコイツ天然だなぁと思われるような行動をとっているのだろうなぁと思います。
それは、母を見ている私の視線でもあるので、やっぱりどこかしら似ているのかもしれません。
…私は天然じゃないけどね!
と、胸を張って言いたいのですけど、思い当たる節も無いことも無いので、なんだかなー。