腎臓内科への通院1回目が終わって、帰宅してこの記事を書いています。
血液検査と尿検査の結果、尿蛋白の数値は退院のタイミングよりも少し増えていたようですが、許容量とのこと。
入院中よりも運動量が増えているので、それが原因ではないか?と。
受診の際に主治医の先生と色々と話をして、考え事が一つ…。
予防?
ネフローゼ症候群の私。
何よりも避けたいのは再発です。
現在、寛解に至るべく投薬治療しているわけなので、まずはこの薬がなくても生活できるようになりたい。
それらの目標を妨げるのが再発…。
しかも私の場合は再発しやすいタイプに分類されるので、余計に怖い。
治療薬は免疫力を抑えてしまうという副作用があるので、感染症なんてものがとにかく厄介。
毎年冬時に流行るインフルエンザなんてのも大きな敵になるのです。
今まで大して気にしていなかったのですが、これからは予防接種とかしなきゃいけない。
そう、ワクチン…。
今のご時世に考えなければならないのが、アイツです。
色々とワクチンに関してはニュースで目にしていますが。
今は供給量が足りてないんですよね。
予約していてもキャンセルなんて事になっている人も居るとか。
基礎疾患があると優先的にワクチンの接種ができる、というのは知っていました。
で、ソレに関して主治医の先生に聞いてみたんです。
安心?
ワクチン、高齢者の方は打っておいた方が良いとの事。
重症化を防ぐためにはやっぱり必須のようです。
しかし、私はまだ比較的若い方に分類される年齢で。
そうなると、ワクチンを接種しましょう、と断言できないのだそうです。
短期的に見れば、重症化を防ぐのにワクチンというのは効果的。
しかし、それは絶対に安心である、という保証があるわけではない。
長期的に見た時に、5年先、10年先にどうなるか?というデータが一切無い事なので、先生としても何も言えないのだそうです。
主治医の先生の個人的な見解でしょうが、
「感染して重症化の後に亡くなると言うのと、ワクチンを接種して亡くなると言うのは意味が違う」と。
私はこの言葉にとても共感してしまいました。
基礎疾患を持っている私が優先的にワクチンを接種できるかどうか、と言うのは住んでいる自治体によるので、それに関しては自分で問い合わせ等して確認しなくてはなりません。
が、それはワクチンを接種する、と決めてからの話。
そもそも打つべきか否か、という点で悩み始めています。
さて?
人との接触を一切しないで生活するのは無理。
しかし、仕事の都合で遠出をする、とかそういう事は無い生活なので、そう言う意味ではワクチンって必要ないんじゃない?とそもそも思っていたタイプです。
ただ、ネフローゼの事を考えると無視できないのかなぁ?とも思っていたので、今回の受診で先生と話ができて良かったです。
まだどちらとも答えは出ていませんが…。
でも、盲目的に打たねば!と思うような感じではありません。
もうちょっと冷静になれた気がする。
難しい問題だよね…。