食事の際のマナーって色々ありますよね。
ちゃんとした場でのテーブルマナーとか、知っていると良い大人って感じがします。
が、そういうお堅いモノ以外にも、マナー的なモノってあると思うんです。
お箸の持ち方とか、そういう…。
私は常々、三角食べが苦手だなぁと感じてます。
余る肉
三角食べって、私はそのように言葉を覚えていますが、要はバランスよくご飯とおかずとを食べる、食べ方の事です。
お米・おかず(主菜・副菜)・汁物をバランスよく食べて、同じように食べ終わるというやつ。
私はこの三角食べが致命的に苦手。
小学生くらいの頃だったと思いますが、ハンバーグ屋さんに行ったときに、お米は綺麗に食べ終えてハンバーグを残すという食べ方をしたことがあります。
お米のお皿とハンバーグの乗った熱々のお皿。
その2つのお皿を見て、「お米を減らそう!」という思考になる私。
お米でお腹いっぱいになったので、ハンバーグは食べきれなかったんですよね。
私の中では、『お米が無くなったらご飯は終わり』という良く分からないルールがあります。
家で食事をしているときも、何よりも真っ先にお米を無くそうとします。
おかずはお米を食べるお供って感じなので、ハンバーグもお米のオマケっていう…。
家での食事が一番わかりやすいのですけど、お米を食べるためにおかずが有って、お米が無くなったら〆に味噌汁(汁物)を食べ、終了になります。
そもそも大皿でおかずが出てくる家なので、自分の物という判断が出来るのがお米と味噌汁だけ。
大皿のおかずを1人で食べつくすようなことは出来ないので、自分の分が無くなったらご飯は終わりとなったんだと思います。
汁物を最後に残しておく、という食べ方は父のもの。
子供は大人を案外よく見ていると言ったりしますが、私もそうだったんでしょうね。
何故だか、父のその食事方法をしっかりと真似してました。
ファースト
食事の際はお米をとにかく食べたいタイプなんだと思います、私。
おかずを口に入れたら、即お米を…!っていう食べ方。
以前は気にもしていませんでしたが、最近はこの癖がちょっと厄介でして。
と言うのも、一応食事の中で血糖値の上昇を気にしなくてはならないのです。
血糖値を上げにくい食事方法は、ベジファーストと呼ばれる食べ方。
サラダとか野菜類を先に食べて、少しの間をおいてから炭水化物(お米)を口に運びましょう、というやつですね。
野菜が難しい場合はプロテイン(肉・魚)を先に食べてもいいらしいですよ。
とにかく、炭水化物であるお米は最後に口に入れたい。
しかしながら、長年の癖とは恐ろしいものでして…。
おかずを口に入れたら、自動的にお米も口に運んでしまう。
気付いた時には時すでに遅し…。
食事の度に、「あっ」ってなってます。
無意識の行動なので、治すのが難しいんです…。
お米を無くそう!という食べ方をしてしまうので、三角食べも当然できていません。
バランス悪く減っていき、そもそも汁物に手を付けるのは一番最後。
最近になってやけに気になるようになったのは、大皿料理をしなくなったからなんだと思います。
食事に制限がついたので、大皿からおかずを取って食べるって出来ないんですよね。
計算した内の物を食べたいので。
そうなると、おかずも全て小さいお皿に、自分の分として盛り付けます。
これの変化によって、自分の食事方法のバランスの悪さがより一層分かりやすくなっちゃったんですよねぇ。
綺麗な食事が良いよね。
三角食べが出来るか否かって、人に指摘されるようなものじゃないのかもしれません。
けど、本人としては気になってしまう…。
食事風景は綺麗な方が良いなぁって思うので。
お米を無くしたらOK!という謎の公式が崩れたらいいんですけど、こういうのってどうしたら変わるものなんでしょう?
時間をかけて食事を楽しむという工程の中で、ベジファーストも実行出来たらオールオッケーなんですけど。
三角食べって難しいなぁ…って日々実感してます。
三角食べマスターのコツとかあったら是非教えて欲しいです。