砂糖水と雑記帳

なんでもない日常の雑記帳 ~猫と暮らしてゲームして~

【虎に翼】終わって悲しくて感想書いたら止まらん

ハマって見ていた虎に翼が最終回となり、寂しい私(と母)です。

振り返ると、半年ってあっという間に感じます。

本当に、本当に、ずっと面白いドラマでした。

愛すべき、

虎に翼、そもそもその1作前のブギウギを楽しく見ていた私は、その次回作となる虎に翼の情報で米津さんが主題歌を担当されるのだと知って見ることを決めたのでした。

あと、主人公を伊藤さんが演じるというのもとても興味がありました。

ただ、法律に関してのお話というのは、正直あんまり心躍る部分ではなく…。

ブギウギがストーリーや主人公となった方への興味で見始めた作品だっただけに、そこのは個人的にはかなりあったんです。

どちらの作品もモデルとなった人物がいるお話。

そういうこともあってか、私の興味の有無みたいなものが明確だった。

そんな期待と不安が混じりながら見始めた虎に翼。

偶然か分かりませんが、時代感がブギウギと近しいこともあり、すんなりと見始められた。

あと、「法律を学びたい!」とまい進する寅ちゃんや周囲の人達がみんな愛おしくて、普通に面白かったんです。

特に序盤はお兄ちゃんが好きでした。

女子部に入ってからは、とにかくよねさん推しだった私。

どんな男性キャラよりも格好いいよねさん!

事前情報的に「男装の麗人」というような書かれ方をしていて「うーん?」となっていたのですが、そんなハテナを吹き飛ばす格好良さで…!

個人的に男装の麗人って聞くと、川島芳子さんが浮かんでしまうんですよねぇ。

時代感的には遠いものではないのかもしれませんが、あんまりいいイメージが膨らまなくて…。

よねさんはもちろんですが、虎に翼に出てくるキャラクターたちは皆素敵。

知れば知る程愛しくなっていく人達でした。

朝ドラって「嫌な奴」が出て来にくいドラマだと勝手に思っているのですが、だからと言って出てくる皆を愛せるかというとまた話は別。

それが、このドラマは皆好きになってしまう。

そのために、お別れが本当に悲しくて…。

お兄ちゃんや優三さんとの別れとか、お父さんもお母さんも…とにかく去っていく人達が居るとその回は必ず泣いてた。

というか、後半の方は特に毎週何かしら涙を流していたかもしれないってくらいには、刺さってた。

法律とは

ドラマを見始める上でネックとなっていた法律について。

これも見進めていくうちにとても自然に馴染んで触れていました。

最初は特別な物だと思っていたけれど、生活の上でごく当たり前に存在している物になっていったというか…。

ここら辺は寅ちゃんとのシンクロもあるかもしれません。

知っていくうちに「はて?」ってなるのも、凄く分かる気がした。

あと、最終話で桂場さんが女性が法律を学ぶことへの反対の思いを言っていたけれど、あれも分かる気がしてしまった。

ドラマを見続けている人の中には、後半になってドラマが面白くなくなったという意見の人も居るようです。

ネットニュースで見かけたりしました。

これは私の個人的な感覚ですが、後半になって取り扱う(法律)問題って、現代にもずっと残っている、解決できていない事柄が多かったからではないでしょうか?

女性の社会進出とか同性婚とか、夫婦別姓とか…。

今のこの世の中でもリアルに問題として在って、それをどうにかしたいと動いている人たちが居て。

そういう空気を直接でなくても肌で感じる部分があるからこそ、ドラマという創作として見ていたい部分と噛み合わないところがあったのかな?と感じるんです。

前半部分とかは、わりと過去の話・創作の話って受け取りやすかったのかな~って…。

個人的に引っかかったのは、轟さんやその周りの方たちのこと。

戦後になって轟さんが再登場してくれて、花岡さんへの想いを吐き出す場面や、遠藤さんという恋人の登場とか、私はとても嬉しかったのですが、そういう部分を受け容れにくいと感じる人達も一定数居たようで。

とくに、轟さんと遠藤さんについて「朝ドラにBL要る?」的な意見を見かけた時に
(# ゚Д゚) はぁぁん!?」ってなりました。

BLという言葉やそういった作品を否定するつもりはありません。

私もそう言う作品が好きで触れていた時期がありました。

その上で思うのが、「BLとコレって違くない!?」っていう、違和感

私の中ではBLってある種のエンタメ性のある作品を指す言葉だと思っていて。

轟さんと遠藤さんのお話、というかリアルに恋愛をしている人達のことをそういうコンテンツ的に見るのってどうなの?と思ってしまいました。

異性愛者のカップルと同性愛者のカップルを同じところに並べることが今の時代でも難しいんだなぁと、苦く感じてしまったんです。

寅ちゃんと星さんが並んでても2人に対してそういう括り方や見方はしないのにねぇ…。

感想溢れる、、

振り返っても「面白かったなぁ…」と噛みしめて思うくらいのドラマでした。

そして、感想が溢れるあふれる…。

なんだったら毎週振り返り感想書いても足りないくらいに面白いドラマだった。

終わってしまうのが本当に寂しい。

けれど、虎に翼で素敵な俳優さんたちを多く知れたので、これからは他のドラマを見るのがとても面白くなりそうです。

とりあえず、土居志央梨さんは追いかける。

…ってか、テレビ見てたらコンコルドのCMに出演されてて朝から超びっくりしました。

あんなローカルなCMに出てくださるんだね…。

ブログも書き出したら終わりどころが見つからないので、ここで強制終了です。

いやぁ、、本当に良いドラマだった!

ブログランキング・にほんブログ村へ