最近の私のテレビ事情、というか楽しく見ている番組の話です。
1つは、待望の朝ドラ。
もう1つは、待望の料理番組…?
どっちも激推し。
あんぱん
朝ドラあんぱん、放送開始をものすごく楽しみにしていました。
昨年、好きなラジオ番組でやなせさんについて特集されているものを聞いてから、朝ドラへの期待感もむくむく広がり、本当にずっと楽しみに待っていたんです。
ドラマが始まってから改めてこのラジオも聞き直したのですが、ドラマで描かれているエピソードが「ここの実話から作られたのかな?」と想像できるようなところがすでに沢山!
ラジオを聞くことでやなせさんの人生経験からつくられたアンパンマンという作品の深さも知ることができ、ドラマをより楽しめています。
朝ドラあんぱん、出演俳優さんがとっても豪華だと放送前から話題になっていましたが、普通に世界観が面白くて見ています。
崇がジェラシーのために畳にぱたぱたと足を打ちつける姿、すごく好きでした。
身悶えて足をバタバタさせて…っていうのは、朝ドラだと虎に翼で寅ちゃんがやっていましたが、あの姿と比べると圧倒的に勢いがなく。
そういうところにもキャラクターが現れていて「なんかいいなぁ」って思った。
あと、蘭子ちゃんがとても可愛い。
「彼女の片想いがどうなっていくのか?」っていうのも、見どころですよね。
千尋くんも豪ちゃんもみんな良いキャラだし好きだからこそ、この先の暗い未来が想像されてなんともいえない気持ちになっています。
実際の千尋さんは戦争で亡くなってしまうので、きっとドラマでもそのように描かれるのだろうと思います。
どこまで描写されるのかはわかりませんが、その後のやなせさんに大きな影響を与えた戦争というものをサラッと流して終わりとは考えられません。
また、もし蘭子ちゃんと豪ちゃんが結ばれたとして、豪ちゃんもきっと戦争に行くよね…?
そう考えると、今からなんだか辛くなる。
やむおんちゃんが戦後も生きているという情報はすでに出ているので、希望はあると信じて今の放送を楽しむ私です。
てんやわんや
21日から放送が始まった『きっちりおじさんのてんやわんやクッキング』
そもそもは特番で2回放送されているのですが、そのレギュラー放送が始まったんです。
母と特番1回目から見続けているのですが、『きっちり(したい気持ちはある)おじさんのてんやわんやクッキング』って感じの内容。
一応料理番組なのだけれども、出演者である遠藤さんもスタッフさんも、誰も料理をしない料理初心者の集まりっていう。
ある意味とても斬新な番組。
番組冒頭に「料理が完成するかは不明」と言われるように、なんとも緩やかな料理番組です。
レギュラー放送1回目を見て思うのは、周囲にいるスタッフさん達も料理初心者だからこそできている番組だなということ。
母も私も多少料理をするので突っ込みたくなることが多々ありまして…。
多分目の前であの作業を見てたら口を挟んで全く進まないってことになりそうだなあって感じるんです。
もし家族があのペースで料理してたらイラっとするかも…。
そんなわけで、あの緩やかで暖かで若干のハラハライライラが感じられるような奇跡的な番組が奇跡的に成り立っている、と私は思っています。
突っ込みながら気軽に見ることができる番組としては、とても良い。
ちなみに1年間の遠藤さんの料理スキルの成長を見守るドキュメンタリーらしく、遠藤さんの最終目標はコース料理を作ることらしい。
今ならTVerで初回が見られると思うので、ぜひ一緒にこのドキュメンタリー追いかけませんか?