砂糖水と雑記帳

なんでもない日常の雑記帳 ~猫と暮らしてゲームして~

テニミュを追いかけていたあの頃を思い出すと若かったなって思う

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今回は私の青春についてお話させてください。

愛が爆発して長い文章ですが…。

 

学校嫌いで憂鬱な生活だった学生時代の私にも、愛すべき青春があったんです。

と言うお話です。

 

 

 

 

きっかけは友人

中学生の頃、数少ない私の友人の中にテニミュが好きな子が居ました。

テニミュ

ミュージカル・テニスの王子様です。

 

何がきっかけでその話になったのか、覚えていないのですけど…

「面白いから見てごらんよ」と勧められ、DreamLive3rd(ドリライ3)のDVDを貸してくれました。

正直、私はそもそものテニスの王子様を名前しか知らなくて。

「テニスをする漫画でしょ?」という知識。

ミュージカルだって舞台だって興味もなく、本当にどういう話の流れからテニミュを勧められたのか一切覚えていないので謎なのですけど。

 

ドリライ3は2代目青学の卒業公演で、しかもお話本編ではなくお祭りのようなライブ。

友人がなぜこのDVDをチョイスしたのかは、想像でしかないのですが、多分好きな俳優さんが出ている公演だったからなんだと思います。

で、それを借りて私は家で見たのです。

初めてのテニミュドリライ

 

テニスの王子様という漫画を知らなくて、お話を知らない私にとってこのチョイスが大正解でした。

と言うのも、素直に楽しめたから。

本編がどのような流れで話が進んでいるのかも知らず、主人公の名前すら知らない私でしたが、「面白いなあ」と素直に思う事ができました。

ちなみに、この公演には今は知らない人はいないのではないかと言うほどの俳優さんになられた斎藤工さんも出演されていました。

 

翌日友人にDVDを返す時には、「他にも見てみたい!」と沼に足を突っ込んでいたほどです。

 

話題の中心

私がまんまとテニミュ好きになった事で、友人との会話は基本的にテニミュの話であったり、出演している俳優さんの話でした。

当時はちょうど青学3代目の活躍していた時期。

 

友人とその3代目の活躍を楽しみ、

私は3代目が卒業となった立海公演のDVDをアニメイトへ買いに行きました。

そのDVDだけでなく、CDだとか、欲しいと思った物を色々と購入していた当時。

お小遣いの使い道はテニミュ一択。

本当に、あの頃はよくアニメイトに行っていました。

独特の雰囲気のあるアニメイト。割とあの空気感が好きで、私にはテニミュと共に新しい世界の一つでした。

 

テニミュは新しい若手俳優さんを知る事の出来る良いチャンスでもあります。

新しいキャストさんが発表されるたびに、「この人素敵!」と気になった人を見つけては、友人と話したり、ブログなどをこまめにチェックしたりするようになっていました。

 

テニスの王子様という漫画を知らなくても、素直に楽しめたテニミュ

知らないからこそ、お話の流れが分からず、次の展開にハラハラドキドキとしていたのをよく覚えています。

 

感動の本物

そんなテニミュ

DVDで見るのが楽しむ術の全てだと思っていました。

しかし、思いもよらないチャンスが巡ってきたんです。

 

それが、観劇。

全国ツアーで近くに公演しに来るのだ、と友人に教えられとても驚いたのを今でも覚えています。それと同時にとても嬉しかった。

 

その公演は青学4代目と四天宝寺Aの公演でした。

友人は早速チケットを取ってくれて、私はありがたい事に生でテニミュを見る事ができたんです。

しかも、席は前から4列目の真ん中。超良い場所。

視線を向ければ俳優さんの顔がはっきりと見える距離でした。

四天宝寺戦の内容も当然知らない私は、その展開にハラハラとして幕間休憩の時に友人に「この先どうなるのか?」と展開を聞いたほどでした。

友人は「お楽しみだから」と教えてはくれず、休憩の時間が早く終わらないか、と思っていたほどです。

 

舞台を観終わって私が最初にしたのは、この公演のDVDの予約でした。

アニメイトのブースが劇場の物販のところにあり、そこで予約をしたんです。物凄くよく覚えています、あの時の事。

 

生で見た初めてのミュージカル。

とてもキラキラとして楽しい思い出。

 

燃え尽きたラスト

テニミュにも終わりがあります。

青学が全国大会に進み、そして決勝へ。

勝っても負けてもそこでお話は終わりなわけです。

 

テニミュもついに全国大会戦の公演が終わり、テニミュ自体も終わってしまうのだな、としんみりしていたところにDreamLive7thのお知らせが。

「最後だから」と友人がとても気合を入れてチケットを取ってくれまして。

横浜アリーナへ見に行きました。

 

友人はチケット運があるのか、この時もとてもいい席で。

ライブなので3時間近くを立ちっぱなし、声出しっぱなし、ペンライト振るために手を上げっぱなしでした。

が、そんな事気にもならず。

ライブが終わった頃には声は枯れて、右手が筋肉痛になっていましたが、とても楽しかったのと同時に、きっちりとテニミュと卒業ができました。

 

ドリライ7thは、出ているキャストさんみんなの卒業式のようなもので、オープニングから派手に盛り上がりつつ終盤はしっかりと締めるといった構成でした。

そして最後はちょっとしんみりといった感じ。

 

キャストさんが卒業される。

ドリライを生で体感した私の心はとてもすっきりとしていました。

一緒に卒業を受け入れて、次に行こうと前向きな気持ちになれたんです。

もちろん、テニミュが終わってしまうのはとても悲しい事でしたが、それ以上にやりきった感をキャストの方々と共有できた気がしました。

 

良き青春

テニミュは今でも続いています。

15周年を過ぎてさらに輝いていくものだと思います。

 

しかし、私のテニミュライフは1stシーズンのDreamLive7thで区切りがつきました。

それ以降はDVDなど見返す事もありますが、新しいシーズンを追いかけたりはしていません。

嫌いになったわけではなく、やっぱり気持ちよく卒業したという感じ。

 

良い終わりを迎える事ができたので、「テニミュは私の青春でした」と胸を張って言えます。

中学生の頃に知ったテニミュを高校生まで一緒に追いかけてくれた友人には感謝しかありません。

そもそも彼女がその存在を教えてくれなかったら、とてもつまらない青春の思い出になっていたでしょう。

学校が嫌いで、集団行動が苦手で、憂鬱な日々でしたが

その中でテニミュはキラキラと眩しく光る思い出なんです。

 

 

 

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