我が家の食事の支度を私がするようになってしばらく経ちました。
朝はお味噌汁を作るのが決まりなのですけど、味噌汁づくりをするようになって、料理は勘だなぁ…と思うようになったのでした。
目分量
お菓子作りだと、材料をしっかりと計って作らなければちゃんとしたものは出来ないですよね。
でも、料理って目分量でどうにかなってくれる部分があります。
味噌汁ならば、味噌。
味付けの為に味噌を入れるわけですけれども、毎朝なんとなくの勘で入れています。それでもそれなりの味になるので、なんとかなっている、という感じ。
お味噌汁の場合、出汁がちゃんと取れていればお味噌が薄くても美味しさは感じられますし、もし味噌を入れすぎたのだとしたらお湯で薄めれば良い、と私は考えているので、なんとなーくの勘で毎朝のお味噌汁を作っているのでした。
慣れ
祖母から料理を教わる時、主に煮物が多いのですけど、調味料をどれくらい入れるか?という質問をします。
が、これに対する返答は「勘」という一言のみ。
醤油やみりんなどをどれくらい入れるかと言うのは、やっぱり目分量で、勘なのでした。
計量カップとか無い訳じゃないんです。
でも、醤油とか大きなボトルのやつをドバっと入れてみてこんな感じかな?みたいな…。
そうやって我が家の料理は出来ていることが多いです。
美味しい料理を作るには、勘を鍛えなければならないのだ、と自分が料理をするようになって強く感じました。
慣れることで、勘が育ち、美味しい料理が作れるようになる。
美味しい料理とは、やっぱり我が家の味なのだと思うので、祖母から勘以外の部分で盗めるものは盗んでいこう、と密かに思っていたりします。
それぞれの面白さ
最近はあまりしなくなってしまいましたが、お菓子作りも割と好きだったりします。
お菓子作りは、材料の分量がキッチリ揃っていて、手順通りに作れば美味しい物が作れるという安心感がある気がします。
それと比べると、料理はフリーな部分が多い気がして…。
だからこその面白さなのだと思います。自分の味覚に沿う様な、美味しい料理を作るためには勘を育てる、という面白さ。
料理もお菓子作りも、もっと回数をこなして出来る人になりたいものです。
どちらにも言える事ですが、チャチャっと作れる人って憧れます。いつかはそうなれると良いなぁ…。
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