自炊メインの日々を送っているのですが、最近気づいたことが1つあります。
それが、「沢山作ると美味しい」ってこと。
色々と制限の中で計算しながら料理をするので、失敗することもあるのです。
が、沢山作るとその失敗も回避できることも分かりました。
美味しいご飯は幸せ。
「沢山作らないと美味しくない」という話。
祖母の言葉で印象的なものがあります。
それが、「豚汁はちょっとだけ作っても美味しくない」というもの。
わりと昔からそういう類のことを言っていて、それを聞いていた私は「へぇ~」くらいにしか思っていませんでした。
沢山の具材を一気に煮込むから、色んな旨みが出るのかな?みたいな。
多分、それも大きく外れた予想ではないのだろうとは思います。
祖母の言葉の通り、我が家では豚汁は大きなお鍋でグツグツ大量に作っていました。
作るタイミングも割と決まっていて。
そして、それはあっという間に消費されてました。
やっぱり、大きなお鍋で沢山つくる豚汁は美味しいのです。
沢山作ればどうにかなる。
さて、基本的に自炊生活の私。
食卓を任されている身でもあるので、料理はそれなりにしています。
食事制限の中で、色々と計算しつつ、それなりの料理は錬成できるようになってきた。…と思ってます。
しかし、どうしても苦手なのがカレーとかシチューとか、これからの時期に美味しくなるスープの類。
お味噌汁もここに含まれますが、塩分量をどれくらいに設定していいのか分からないんです。
具材だけでなく、水の量も考慮して…ってなると、味のないスープか、水分の無い味噌汁が出来上がる。
これ、2人分ならそのまま2人で食べきれる量を作ろうとしていたからなのです。
カレーとかシチューなら、ルーがお皿状になってますよね。
4人分とか8人分とかで設定されている中から、使用できる量だけを使って作ろうとして、失敗している。
何度か失敗をして「美味しくない料理」を作ってしまったので、しばらくそういう物は作らないようにしようと避けていました。
カレーとかシチューならレトルトでも食べられるので、そこまで困ることも無かったんです。
割合の計算。
しかしながら、レトルトのカレーも美味しいけど、「家で作ったカレーも食べたいよね」ってなってくる。
美味しさのベクトルが違うんだよね…。
そこで、苦手に向き合うことにしてみた私。
ちょっと考えて気づきました。
「沢山作れば良いのでは?」と。
そもそも振り返って考えてみたときに、カレーもシチューも翌日まで残るくらいの量は作っていました(祖母や母が)。
次の日の朝に食べるカレーとか、楽しみだった。
つまり、2人暮らしだとしても、1回に作るカレーの量が4人前でも問題ないのです。
…ここまでのことになかなか気づかない私の頭の固さには、触れないでください…。
使用した材料の重さと成分が分かっていれば、その都度食べる量を計測して、割合の計算で必要な情報が求められます。
それで問題なく美味しいカレーが作れて、食べられるのです。
美味しいしあわせ
美味しいご飯が食べられるというのは、幸せですね。
苦手だと思っていたカレーなどに関しても、美味しく食べられるって分かったので、幸せが増えました。
これから寒くなれば、シチューが美味しくなるし、スープ類も美味しいし…。
色々と食事の選択肢が増えると言うだけでも、嬉しいよね。