かなり前に届いていた刀ステのBlu-rayをようやく見ました。
見たいと思いつつタイミングを逃しまくっていたのです。
が、ようやく見て、ホロホロと泣きつつ、楽しみました。
紫
刀ステに初めて触れた今回。
ゲームでイベントには参加していたので、お話の大筋のようなものは想像はできていました。
その上でBlu-rayを購入したのは、ガラシャ様が見たかったから。
刀ステって前評判というか、事前情報的には割と鬱々した感じでズドーンとなって見終わるよ、ということを耳にしていたのでそこだけちょっと不安でした。
そもそもガラシャ様ってだけでもう、なんか仄暗いもの背負っているように思えてならないのですけれども。
だからこそ見てみたいと思い、あんまり見ちゃいけないような思いも持ち…。
Blu-rayを購入した1番の目的であったガラシャ様。
演じている七海さんのことは宝塚の作品の上で知っていました。ひろきお兄様!と。
そのお兄様がいかにガラシャ様になるのか、が気になっていたんです。
事前にTwitterで観劇レポを見てみたりしたんですけれども、皆様ガラシャ様についてとても良い感じの感想書かれてまして。
また、キャスティングとして元男役の方を起用した意味のようなものを強く感じられた、と書かれているものを見て、物凄く楽しみにしていました。
舞台を見ていて、気づいた時には涙がこぼれていて。
静かに流れ落ちていく涙って感じで、ジーンとしました。
愛しくて、憎くて、と言い合う場面で思わず涙が…。
ガラシャ様っていうイメージが、柔らかな女性という感じだったのですけれども、刀ステでのあのガラシャ様はちゃんと武士の娘であり武士の嫁という根幹のようなものを感じられて、女性の強さとかそこからくる美しさのようなものがとても印象的でした。
桔梗の花もそうだし、歌仙のイメージカラーもそうだと思いますけれど、紫が印象的に使われている舞台でしたね。
ガラシャ様の衣装もそうだったけれども。
紫って神秘的なイメージを持つ色だと思うので、そう言った意味でもとてもあっていたように思います。
本丸違い
そもそもが科白劇ということで。
きっと企画・構成段階の頃から比べたら大きく舞台の形となったときに違うものが出来上がったんだと思います。
まぁ、世間的な問題を踏まえた上で舞台を公演するっていう状況で、新しい形の舞台を作らざる終えなかったのでしょうけれども。
でも、物語の中でのそれに対する描き方はとても上手いな!と唸ってしまうほどでした。
そもそもがどのような形で1つの物語にする予定だったのかは、今の段階では知ることはできませんけれども。
でも、他本丸の出陣記録である、と先に言っておくことで、本来の形とは違う内容になったこと、改変したということをまるっと括れますよね。
その上で1つの物語としていて。
すでに本来の形での、改変されていない物語をまた公演すると日程が発表されていますが、きっと改変せざるおえなくなった段階で、ちゃんと本来の形でいつか公演しよう、とそこまでを頭に入れられていたんでしょうね。
刀剣乱舞という作品だからこそできる技でもある、他本丸という考え方。
うちの本丸と他の本丸は違う。
同じ刀剣男士でも、本丸によって差がある、ということも踏まえて、それらの広がりをとてもうまく利用されているなぁと。
本当の…
改変ではない、本来の舞台もどのようなものであるのか、とても気になります。
ステの方の知識はゼロなので、役者さんに関してもそもそも存じ上げない方ばかり。
しかし、刀剣乱舞という下敷きがあれば楽しめるのだと今回のことでよくわかりました。
こうなると、ステ本丸のむっちゃんも気になってくるのです…。我が本丸のむっちゃん、ミュ本丸のむっちゃん、ステ本丸のむっちゃん…。
同じ刀剣男士が本丸によっていかに違うのか、知りたいものです。
いやぁ、これはステにハマる予感、かも。
きっと大演練を見ていたらもっと早くにこうなっていたのだろうなぁと思うくらいには魅力たっぷりでした。
あぁ〜、やっぱり刀剣乱舞っていいなぁ。