普段お菓子を食べたりはしますけれども、あんまり選ばないジャンルのものが飴。
チューインガム的なものは買うけれども、ハイチューとかね、でも、飴ってあんまり…。
しかし、今、どうしても食べたい飴があるのです!
あの、飴
飴、スーパーとかコンビニに行けば色々と買えますよね。
ミルク系とかフルーツ系とか、のど飴も。
その時の気分とかで選びたい放題の飴。
しかし、私の求める飴はスーパーにもコンビニにも売っていないのです。
私が食べたいのは『子育て飴』という物。
ま、これは私が勝手にそう呼んでいるのですが…。
子育て飴、って聞いて何かイメージできますか?
子育て幽霊とかっていう怪談というか、昔話というか、落語にもそういった話があるようですが、似たような話が全国各地にあるみたいですね。
wikiで調べてみたら、パッと出てきたのは京都の商品。
高台寺というお寺の名前に絡めた落語もあるよ、とそこで知りました。
そう、私が住んでいる地域の近くにも子育て幽霊の話が残る場所があるんです。
その話が残っている場所の近くで売っているのがその子育て飴。
wikiで出てきた飴は紙袋?に入っているみたいで、べっこう飴のような物でした。
もともとは水飴のように液体状のものだったのが、固形の飴に変化したらしいです。
私が求めている飴は水飴状のもの。
多分、この京都の有名なお店で以前売っていたソレと近いのだと思います。
水飴と言うと、透明なやつを思い浮かべる方が多いかと思います。
が、この子育て飴は麦芽の飴で茶色いんです。
そのために、透明な水飴とは味わいも全く違う。
これが、食べたい。
峠?
残念ながらスーパーなどでは買えないこの子育て飴。
私が知っているのは、近場のどこぞの峠にあるお店に売っている、ということだけ。
Googleマップとかで調べればちゃんと場所が出てくるんだとは思うんです。
が、峠とか山道とか、今の私のドラテクではなかなか気軽に行ける場所ではない。
飴のために峠を攻めて行こうか…?と考えたりもしているのですが。
知らないところをナビ頼りで運転するってめちゃめちゃ怖いんですよね。
普通の道でも怖いのに、山道とか峠とかってより一層怖い。
飴、食べたいのです。
麦芽の水飴…。
ネットとかで調べたら同じようなもの出てくるんだろうか…。
きっと出てくるんだろうけど、私は思い出とともにその飴を食べたいのです。
あと、それに含まれるエピソードとか、ね。
うむむ、
子育て幽霊についての話って、本当に日本全国色んなところにあるみたいですね。
まぁ、怪談とかそういう類の話として有名な人が話していたりしたのを聞いたことがありますが、それの舞台となっている場所は私が知っている場所ではないのです。
私が住んでいる県の話ですらなかったりとか。
そもそもwikiでパッと出てきたのも京都のものですしね。
私の住んでいるような田舎の話ではないみたいです。
が、多分話の大筋ってそう大差はないんですよねー。
夜な夜な女性が水飴を買いにきて、飴屋の店主が訝しんで後ろをついていった先は墓地。
赤ちゃんがその中の1つで泣いていた、という。
その周りには飴の包み紙とかが散らばっていた、というようなオチだった気がします。
話を聞いても怖いような部分はないんですけど。
でも、語り手の技で怪談にもなり得る話なんでしょうね。
小学校低学年の頃にはこの話は知っていたと思います、私。
それくらいに小さい頃から、私はこの飴にも慣れ親しんでいたんです。
あー、食べたいなぁ。