YouTubeで料理動画を見るのが好きなのですが、そういった動画を見ながらいつも思うのが、私も作ってみたいなぁというもの。
お菓子作りやパン作りの動画を見ると、その憧れが増すのです。
そして、ついに、作ってみました。パン!
ハードルが高いパン作り
料理動画を見ていて、いつも思っていました。
「お菓子やパンを気軽に作れる女性になりたいなぁ」と。
料理動画と言うと、かなり広い範囲になりますけど、おかずとかならまだ試してみるハードルは低い。
それなりの材料が揃えられれば、それなりの料理が出来上がる。
でも、お菓子作りやパン作りは、それらに比べるとハードルが高く感じてしまいます。
多分、必要な材料をきちんと事前に揃えておかなくてはいけないという意識があるから。
ボールやホイッパーなどの器具は勿論、使う材料はきちんと計量しておかなくてはいけないのでね。
でも、よくよく考えれば、私が普段料理を作る時にはすべての材料や調味料の計量をします。
野菜炒めなら、炒める野菜全ての重さを計り、調味料ももちろん計量し…。
それが当たり前になっている私にもかかわらず、お菓子作りはハードルが高いって感じているのは、ただの潜在意識かな?
私の中では、お菓子作りよりもハードルが高いと感じているのがパン作り。
そもそも今まで家で手作りしたことないんですよね、パン。
だからこそ、憧れたっぷりのパン。
いざ、パン作り!
憧れのパン作り、ハードルを一気に低くしてくれた物があります。
それが、1時間でパンが作れるという本。
一緒に出掛けたときに母が見つけて、「買ってみよう」となった本です。
パン作りというと、技術は勿論、時間がかかるイメージなのですが、この本では1時間でパンが作れるというのです。
大きな写真が沢山で、コツも細かく書かれているので、本を読んでいると「私にも出来そう」と思える本です。
本を買って数日、「やってみよう!」と急に思い立ち、その勢いのままスーパーへ行き、必要な材料を買って帰宅。
人生初のパン作り、スタートです。
この本で紹介されている作り方だと、必要な材料も道具も少なく、家にある物で出来そう。
道具が無くても、100均でみんな揃えられます。
スーパーでは、強力粉・ドライイースト・無塩バターを買い、帰宅しました。
使う材料を全て計量し、粉類をボールに入れて軽く混ぜ合わせる。
ぬるま湯を入れて、コネコネ…。
ある程度まとまったら、まな板に出して本格的にコネコネ。
手順が進むにつれて、生地が変化していくのがとてもよく分かります。
これが楽しい。
休憩前になると、生地はぷっくりもちもち。
成形する段階になると、生地の触り心地や見た目もあって、「かわいい!」と思うくらいでした。
パン作りしている人が、生地が育っていくとかわいいって言っていた気持ちがよく分かりました。
ぷにぷにのパン生地、30分の休憩時間の後、オーブンへ。
200度で予熱して、13分の焼き時間。
時間きっちり焼いたのですが、焼き色が薄く、2分追加で加熱してみました。
焼き時間の上限が15分と本に書かれていたので、ここでオーブンから取り出しました。
本に載っていた写真では、もう少し濃く焼き色がついていたのですが…。
ここら辺は、オーブンの違いですね、きっと。
焼き色が薄かったので、「もしかしたらちゃんと火が通っていないのかも」と不安に思ったのですが、ちゃんと中まで焼けてました。
外側はパリっと、中はもっちりのパン。
バターやジャムなどつけないで、シンプルにパンの味だけを楽しんで食べましたが、美味しかったです。
初めてにしては上出来かなー。
うまうま。
家にある道具だけで作ってみましたが、大きな失敗はなくパンが作れたと思っています。
生地作りに時間がかかり過ぎてしまうと、発酵が進んでしまって、焼きあがったパンが酸っぱく感じると本に書いてありました。
「酸っぱいパンは嫌だなぁ」と思いながら食べてみましたが、私のよく知るパンの味で一安心。
本の通りに本当に簡単にできたので、これからも気軽にパンが焼けそうです。
食べたい時にパンを焼く優雅な生活を手に入れたぜ!