砂糖水と雑記帳

なんでもない日常の雑記帳 ~猫と暮らしてゲームして~

ネパールのお菓子を食べて食文化の違いについて考えてみた雑記

母の会社には、ネパール人の女性が務めています。

お互いに片言の英語でコミュニケーションをとっているらしいのですが、それでもなんとか上手くやっていけているらしい。

そんな母が、「私にも」と持って帰って来てくれたネパールのお菓子がとても美味しかったんです。

本日はそんな、異文化交流のお話。

甘い!ミタイ!

美味しいお土産

母が「私にも」と持って帰って来てくれたネパールのお菓子、サクッとホロっとした食感でとても美味しかった

しかしながら、名前が分からない…

そこで、母と私で検索し、お菓子の名前が判明しました。

ソーンパプリ』という名前の、インドのスイーツらしい。

ネパールのお菓子』と検索しても、出てくるのはインドのお菓子ばかり。

どうやら伝統的なお菓子なども、共通の物があるらしいのです。

ソーンパプリとは、砂糖・ひよこ豆粉・小麦粉・ギー・牛乳・カルダモン・ナッツなどを使って作られるお菓子。

スーパーなどでも普通に売っているみたい。

このお菓子、味は綿あめみたいな優しい甘さに、カルダモンなどの香辛料の香りがします。

そして何より大きな特徴が、その食感

飴生地を伸ばして、まとめて…という作り方で、細かく細長い繊維がまとまっているため、サクッとした歯触りがした瞬間にホロっと口の中で溶けていく

何人もの人が輪になって作るのが伝統的なソーンパプリの作り方みたいです。

ソーンパプリを口にしたときに感じたのは、中国の飴菓子で似たような物があったなぁっていう事。

龍のヒゲと呼ばれる、細い繊維状の飴がまとめられたお菓子です。

こちらも、飴生地を何度も伸ばしてまとめて…を繰り返して作られるもの。

食べたことがある人は、食感など想像しやすいかと思います。

ソーンパプリは、その食感に香辛料などの香味がプラスされ、また深い味わいになっていました。

甘い甘いお菓子

さて、インドのお菓子ってとても甘いことで有名なんです。

グラブジャムンという名前を聞いたことがある方も居るのではないでしょうか?

あれも、インドの伝統的なお菓子。

ドーナツをシロップに浸けたみたいなやつですよね。

世界一甘いお菓子ということで、缶詰のグラブジャムンを食べてみるチャレンジをしているユーチューバーさんも大勢いるくらいです。

甘すぎてオエっとなってしまうらしい…。

インドのお菓子はとにかく甘い。

そのため、お土産として買ってもあまり日本人受けしない物もあるそうです。

私が調べた中では、ソーンパプリはそんな甘いお菓子の中でも、比較的日本人にも受け入れられやすい甘さのお菓子と書かれていました。

インドの伝統的なお菓子は『ミタイ』と呼ばれるそうです。

激甘な味付けは、暑さで食べ物がすぐにダメになってしまうことを防ぐ目的があるらしいですけど、お国柄で甘いものがお好きな方々も居ますよね。

ベトナムコーヒーとかも練乳とか入って甘々なイメージ。

暑いところの方は、甘い物がお好きなのかな?

ソーンパプリはカルディやネット通販で購入できるらしいので、気になった方はぜひ。

ただ、湿気と熱に弱いお菓子なので、保存保管方法には気を付けてください。

せっかくのあの食感も、飴が溶けてしまうと味わえないので…。


 

私も、ネットで購入しようと前向きに検討中です。

異食文化なり

母の職場、ネパール人の若い女性が務めています。

最近、「また新しく1人仲間居りするかも」と母が言っていたので、メンバーが増えるかもしれません。

母の職場では、月に1回お弁当の日を設けているらしく、その日にはパートさん達みんなでお弁当を注文しています。

ちょっと良いお弁当を頼んで、楽しもうっていう。

ご時世的にご飯に出かけられないので、そういうイベントになったみたい。

しかし、そのお弁当をネパール出身の方が食べられるかどうか…という問題が。

食の好み以前に、宗教的な問題があるんですよね。

私もあまり詳しくないのですが、「牛は神聖な生き物だから食べない」「豚は穢れているから食べない」などなど。

しかも、豚肉を直接口にしない場合でもNGになる食べ物もあるらしい。

例えば、豚カツ揚げた油で揚げたフライとか…。

ただ、「戒律に従っていると日本ではやっていけないのでそれなりに考えている…」とも。

そういう宗派の方が多く生活している地域であれば、大丈夫な食材を扱うお店もありそうですが、生憎近場にそういった店舗は無く。

私は無宗教なのでそもそもそういう事を考えたこともありませんが、決まりのある生活を送っている方って大勢いるんですよね。

そんな方々が外国で暮らしていくのって、想像できない大変さがあるんだろうなぁと思いました。

楽しめる範囲の食の違いならいいけど、どうしようもならない部分もあるよねぇ。

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