我が家の一人っ子姫であるノア。
今日も元気で、朝から「遊んでほしい」と催促をされています。
そんなノアとの暮らしもそろそろ1年が見えてくる頃ですが、謎な行動だったり、知らない猫の姿を見せてくれるので、日々新鮮です。
そんなノアとの暮らしの中での謎を今回は解明したい…!
今朝の騒動
今日もノアは元気です。
たとえ外が土砂降りであろうと、元気に家の中を駆け回り、「遊んで!」の催促にやってきます。
猫って、雨の日にはアンニュイになる子も居るそうですが、ノアはあんまり関係ない感じ。
さて、今朝は「遊んで!」催促の中で1つ騒動が…。
いつも遊んでいるお気に入りの猫じゃらしを、ノアは持ち運んでいます。
人がいる場所に持ってきて、「遊んで!」と声をかけるのです。
昨夜、1階の母の部屋で遊んでいたらしく、猫じゃらしを咥えて2階まで上がり、私の部屋に持ち込もうとしたノア。
寒いので部屋のドアを閉めている現在、ノアの出入り口として廊下に面する窓を少し開けています。
その窓からいつものように出入りしようとしたノアでしたが、咥えていた猫じゃらしが窓のドアに引っかかり…。
窓には引き戸があり、その戸とサッシの間の隙間に猫じゃらしの柄が挟まってしまっていたんです。
その引っかかった猫じゃらしをどうにか引っ張って部屋の中に入れようとした結果、猫じゃらしの先端についていた鈴がとれて飛んでいきました。
丸カンでくっついていたので、それが伸びてしまった結果、鈴がとれたみたい。
しかも、猫じゃらしの柄がビヨーンとしなるので、鈴が吹っ飛んだ。
それらの一連を私は横目で見ていました。
で、鈴が吹っ飛んだ結果、「おもちゃ壊れた!!」と目をまん丸くして私に鳴くノア。
テンションが高いような、焦ったような、なんともいえない表情と鳴き声で、私にアピールするのでした。
猫じゃらしから取れてしまった鈴はすぐに見つかり、丸カンも直して元通りになったのですが、しばらくの間ノアはソワソワ落ち着かない様子で居ました。
びっくりしたんだと思う。
ノアの不思議
表情豊かなノアは、人に対して言いたいことは言うタイプ。
だから、こちらに対して何を訴えたいのか、割とわかりやすい子だと思います。
が、そんなノアでもわからない行動がいくつかあり、今回はそれを調べてみました。
猫と暮らしている方なら、経験があるかもしれない2つの行動とその理由について、です。
トイレ待ちで吠える
ノア、私がトイレに入ると必ずと言っても良いほどの確率で扉の前にやって来ます。
そして、吠える。
「ワオーン」というような鳴き声で、何かを訴えてくるんです。
「トイレの中に入りたいのかな?」と思って、ドアを開けて中を見られるようにしても、特に興味があるわけではなく。
私がトイレに入るたびに「ワオーン」と。
猫が飼い主のトイレにくっついてくる理由、いくつか考えられるようです。
- 飼い主の事が好きだから
- 飼い主と一緒に居るのが当たり前になっているから
- おやつを期待しているから
- 飼い主に構って欲しいから
- 子猫気分だから
- 不安だから
主にこの6つが考えられる理由のようですね。
ここから考えてみると、ノアが私にくっついてくる理由としては、②と④が当てはまるような気がします。
平日は私とノアしか居ない我が家。
基本的に同じ部屋に居て過ごすような生活です。
もちろんノアの意思で、日当たりの良い部屋に移動したり、好きなキャットタワーの上で昼寝をしたりすることもあるので、必ずいつでも離れず一緒というわけではありません。
が、私が離れていくと感じると、どの部屋に移ってもくっついてくるんです。
トイレに行くと、たとえ2階の部屋で寝ていても、階段を駆け下りてくる足音が聞こえます。
そして、④。
トイレの向かいは廊下を挟んで和室になっていて、そこはノアと遊ぶ部屋のようになっています。
基本的に使っていない部屋なので、なにも置いていない和室で、猫じゃらしを使って飛んだり跳ねたりするのにぴったりの部屋。
そのため、「遊ぼー!」と、この和室に誘われることも良くあります。
だから、「そこから出てきたら遊ぼー!」っていう意思もある気がする。
分離不安?
猫が普段聞かないような声で鳴いているとなると、『分離不安症』という単語を見かけます。
飼い主と離れてしまって不安になってしまう猫の症状の事。
そうなってしまうと、ストレスから猫の心身に悪影響が出て来ます。
また、生活の中でも困った行動を起こすようになってしまう。
私がトイレに居る時、ノアが吠えるように鳴くその声は、普段聞かないような声です。
確かに、少しは不安感があるのかもしれないとも思います。
が、私がどこかへ外出して帰って来ても、ノアは「1人で不安だった!」と強く示すことはありません。
問題行動と思われるような行動も起こしていない。
多少の不安はあるのかもしれないけど、悩むほどの事ではないと私は思っています。
むしろ、いつも一緒が当たり前になっている私の方が外出先で不安になってしまう程。
靴下スキー
さて、ノアとの暮らしで謎に感じた行動の2つ目が、つい最近起こりました。
1年近く暮らしていますが、初めて見た行動で、「どうした!?」って驚いたので調べてみたんです。
それが、兄が我が家泊まった日の朝のこと。
兄は1泊して帰る予定だったので、洗濯物も持ち帰って自分の家で洗うつもりで、前日に履いた靴下もフローリングに転がっていました。
その靴下を熱心に嗅ぎ、頭をこすりつけ、ついには寝ころび抱え込んで、まるで蹴りぐるみで遊ぶように蹴り蹴りするノア…。
そんな姿は初めて見ました。
母の靴下でそんな行動は起こさない。
私は靴下を履かない人間なので、そもそも1日履いた靴下が生産されない。
それが理由かどうか分かりませんが、兄の靴下にテンションが上がっているノア。
これも気になったので調べてみました。
匂いチェック
猫にとって匂いってとても重要な情報源です。
ノアにとって兄の匂いは知らない匂い。
そこで熱心に匂いを嗅いで、そこから情報を得ようとしていたのだろうと思います。
ちなみに飼い主などの知っている匂いに対しても、熱心に嗅ぐことがあり、そういう場合は「大好きな匂い」と判断してゴロゴロ喉を鳴らしたりするみたい。
靴下フェロモン
熱心に匂いを嗅いで情報収集をした結果、『イソ吉草酸』という成分を嗅ぎ取ったっぽいノア。
この『イソ吉草酸』は、人間の足の匂いの1つらしく、マタタビに含まれる成分の1つと構造が似ているんです。
その結果、マタタビが詰まった蹴りぐるみにするように遊び始めた…みたい。
ちなみに猫が匂いを嗅いで「クサー」って顔をしますが、あれって匂いが臭いからあんな顔になっているわけではありません。
フレーメン反応という反応で、口を開けることで空気を通して、鼻から入れたフェロモンを脳まで届けて分析するための行動。
わりと真面目に大事な事をしているのですが、なんとも間抜けた顔のせいでポップに見えてしまうんです。
なぞなぞ解明
さて、ノアの謎行動の2つについて調べてみた今回。
また少しノアとの距離が近くなったような気がします。
あと、1日履いた靴下はちゃんと洗濯機に入れておくべきだとも思いました。
12月になるとノアと暮らして1年の記念日がやってきます。
そう考えると1年なんてあっという間ですねぇ。
なにかお祝いをしたいなぁとも思っていますが、そんな私の後ろで「遊んでー」と催促が止まらないノア。
何かしらの作業をし始めると妨害するのは、どこの家の子も同じかな。