12月18日は、ノアのうちの子記念日です。
保護猫のノアは、ちゃんとした誕生日が分からないのですが、こちらははっきりと明確なノアの記念日!
そんな記念日にはノアの大好きなチキンをごちそうに出してあげようと考えています。
うちの子1年記念の日に振り返る、ノアとの生活。
家族になりました。
初めましてから
12月18日が、ノアのうちの子記念日。
ですが、我が家に来たのはその1週間前の12月11日。
その日から約1週間のトライアル期間を設け、「一緒に暮らしていけるのかどうか?」というのを見ていました。
保護猫を家に迎えるという経験がそもそも初めての私。
今まで一緒に暮らしてきた猫たちは、みんな野良の子が住み着いた結果の家族でした。
もちろんその子たちにも愛情と責任を抱いて向き合っていましたが、「保護猫を迎えるにあたって…」という書類に目を通しサインをしたことで、なんだかとても緊張していたのを覚えています。
家族に迎える前、トライアルの段階で既にいくつかの決まりがあり、それらを承知したうえで書類にサインする必要があったんですよね。
『書類にサイン』ってとても緊張します。
私だけかもしれませんが、とても大きなプレッシャーを感じてしまう事柄だったりする…。
そんな大きなプレッシャーを感じている私の元に、我が家に、ノアはやって来ました。
当時は1.6kgだったノア。
生後3ヶ月くらいのまだまだ子猫ちゃんでした。
子猫特有のキトンブルーの目ではありませんでしたが、顔が小さく耳が大きい姿は「子猫!」そのものと言った感じで。
ノアを家族に迎えたいという意思をお伝えした時、色々と注意されました。
これは、保護猫という大きな括りではなく、ノア(その兄弟たちも)を迎えるにあたっての注意点。
- 食べ物への執着が強いので、キッチンには立ち入り禁止。
- 人の食べ物も出しっぱなしにはしない。
これらをとても強く念押しされました。
普段はとても可愛い子猫ですが、「食べ物」の空気を感じ取ると野生に戻ると言われたんです。
そして、「大暴れして手が付けられなくなる…」と。
我が家はキッチンの扉を締め切ることが出来る家の構造であったので、立ち入り禁止は可能。
さらに、その当時は今よりももっと私自身の食事制限を厳しく考えていた時で、人の食べ物が出しっぱなしになっているようなこともありませんでした。
キッチン以外で飲み食いすることがそもそも無かった。
そんなわけで2つの注意点もクリアして、我が家に迎えたのです。
トライアル初日、1回目のご飯はびっくりするくらいの勢いで食いついていたノア。
何日ぶりかのご飯という勢いで。
その姿を見て、本当に食に対しての執着が強いんだということを実感しました。
が、それ以降はそのような食事の取り方をすることもなく。
トライアル期間の最中に「ごはんがちょっと残っている!」という悩みを持つくらいには、マイペースにごはんを食べる子になりました。
ごはん問題
ごはん、普段はカリカリをあげています。
量もきちんと測って、ノアの体格にあった量をあげているのは、トライアルで迎えたときから今も変わりません。
子猫の時はキトン用のごはんをあげていましたが、1粒か2粒をお皿に残していくのが本当に謎でした。
「あとで食べよう」的な意識があったりするらしいのですが…。
その当時は、残った粒を手に取って、わざわざ別室に居るノアのところまで届けていました。
そのせいか分かりませんが、現在もノアは1回でご飯を完食するのと同じくらいの割合でカリカリを残します。
数粒のこともありますが、半分量くらいを平気で残してどこかへ去っていく。
家のパトロールをして(いるんだと思ってる)から戻ってきて食べることもありますが、戻ってこない時もあり…。
そんな時はお皿をノアの元へ運んでいます。
完全に一人っ子を満喫してるお嬢ちゃんです。
ごはんを食べきらない子自体、猫と暮らしてきて初めての経験なのでびっくりしていますが。
一人っ子になったことと「ニンゲンが運んできてくれる」って思ってる部分があるんだろうか…?
ノアちゃん1歳
ノア、現在は体重3kgにまで育ちました。
来た時から考えると倍の大きさになったノア。
顔も逆三角形で小さくて、耳ばかりが大きかった子猫の顔ではなくなり、丸っとしてきています。
異常に強い食への執着に関しては、一人っ子になったおかげで一気にマイペースな子になり。
ごはんの時間になっても姿を見せないこともあるくらいになりました。
どれだけ呼んでも来ないと思って見に行くと、寝ていたり、暖房の前から動かなかったり…。
「ごはんの時間くらいキッチンに顔を出して!」と思春期の娘を思うオカーチャンの心です、私。
人の食べ物に対しての執着も薄いので、キッチン立ち入り禁止ルールは早々に無くなりました。
そんなノア、言いたい事はキッチリ訴える子なので、遊んでほしい時もとても分かりやすい。
今もこれを書いている私の横に、お気に入りの猫じゃらしを持って来ています。
「コレで遊んで!」っていう。
わざわざ別の部屋から持って来る姿にすっかり慣れてしまっていますが、子猫の頃から変わらないんですよね。
遊ぶのが大好きで、飛び跳ねて肉球が真っ赤になっても「まだ遊びたい!」って催促が止まらないのは、相変わらずです。
9月で1歳になりましたが、そういうところはまだ子供っぽいなぁって思う部分かな。
1周年!
ノアを迎えて1年経ったと考えると、とても早かったように思います。
あっという間に1年経って、ノアは大きくなって…。
沢山大きな変化があったようにも思いますが、すっかり家の子。
ノアの居る生活が当たり前になっています。
大変だと思う時もありますが、それでも毎日楽しい方が勝る猫との暮らし。
こうして周年のお祝いをしていけるのは、幸せですね。
ノアも私も元気に長生きしていきたい。