2022年、なんとか大河ドラマを完走できた私。
鎌倉殿のラストには、唸るものがありました。
と、鎌倉時代の物語の終わりに浸っている間もなく、新しいお話が始まっております。
2023年も、完走したいですね。
「い~え~や~す~!」
今年の大河ドラマの主役は、徳川家康。
その名を知らない日本人は居ないであろう、超偉人ですね。
やっぱり戦国時代辺りは大きな流れがあるので、大河ドラマのテーマにもなりやすいんだろうと思います。
個人的にもとても好きな時代。
私が戦国時代にハマったきっかけは、ゲーム戦国BASARAだったので、家康のイメージもそれが強い。
というか、三成に恨みつらみをぶつけられているイメージがどうしても先行してしまいます。
あとは、刀剣乱舞にハマっているので、そういう視点での楽しみ方になりますが、今年の大河ドラマ『どうする家康』も楽しみに待っていました。
昨年1年間、なんとか大河ドラマを完走できたので、ドラマを見るということに対してもちょっと自信がついてます。
正直、鎌倉時代って歴史的にもあんまり馴染みが無いと言うか、個人的には興味が湧きにくい時代で。
そのお話を挫けず1年間見続けられたので、今年はもうちょっと難易度低い気がしている。
さて、これを書いているのは初回が放送された翌日になります。
第1話は1時間のドラマでしたが、「あっという間だったなぁ」という感想。
途中で意識が逸れることもなく見ていられました。
感想としては、とにかく今川義元公が格好良かった。
実を言うと、私の生まれ育った土地は、今川義元の領地だった場所でして。
でも、やっぱり徳川家康の影の向こう側にちらつく程度にしか認識していなかったんですよねぇ、義元公。そもそも、格好良い武将というイメージが無い。
最近の大河ドラマでも色んな役者さんが演じていられましたが、今作の義元公の格好良さには及ばないのではないかと。
桶狭間に馬ではなく輿に乗って移動するっていうのも、「馬に乗れなかった」という俗説があるような人物ですけど、野村萬斎さんが演じられると”あえて”輿を選んだように見えました。
普段着として捉えられる鉄紺っぽい上下も素敵だったなぁ。
ドラマ内でも今川領は都会として描かれていましたが、本当にその格好良さが出てた。
品やセンスが良いんだなぁっていう。
あの今川義元なら、当時天下に最も近い存在だったと言われても頷けます。
1話で早々に退場してしまったのが勿体ない…。
今川義元と同じように印象に残ったのが織田信長でした。
岡田准一さんが演じられている信長。
1話で見られたのは、静寂の姿だったのかなぁと。
信長って静と動で言ったら動の人のイメージがありますけど、1話では「静かな恐怖(狂気?)」をこれでもかと感じさせるように見えました。
途中で差し込まれた映像で、動の恐ろしさも覗き見えましたが。
2話以降でその様子がしっかり見られるんでしょうねぇ…。
どうやら今作はそれぞれの領地の描き方もかなりこだわっているらしく、信長の領地はいつでもどんより重い雲が広がっている空の、おどろおどろしいイメージで描かれるみたいです。
出陣しているシーンも、空がとても暗かった。
今川領が透明度の高い空を描いていて、武田領は幻想的に靄がかって虹も架かっていて、それぞれに個性がありましたよね。
三河の景色は牧歌的で、緑が美しい土地でしたが、一応田舎という位置づけなのでしょう。
そこから想像すると、やっぱり信長は魔王的に描かれるのかなぁ。
「第六天魔王」って有名ですけど、それだけではない信長の姿を期待してしまいます。
個人的には、大河ドラマの江で描かれた信長像が好きだったので。
ただ、視点が違うから難しいのもなんとなく分かってる。
ただ勝つのみ。
私のテンションを上げてくれた義元公が早々に退場してしまったので、これ以降は本田忠勝が心の支えです。ドラマを見続けるための大事なキー。
家康の過ぎたるものの一つと言われる方ですよね。
審神者としては、蜻蛉切の元主様。
無骨な武人で、1話の段階では家康と相反するような人物でした。
ここから、家康に対してどのように心情が変化して、生涯仕える相手になっていくのか、とても楽しみです。
以前に別の記事で書いたのですが、忠勝を演じられている山田さんの、無口で熱い役が好きなんです、私。しかも武人…!
ドラマでここまでテンションが上がること自体久しぶりなので、とても楽しいです。
そして、ここまで書いてきて主人公の家康に触れていない文章なのが、なんだか私っぽいなぁと思ってしまいました。
注目する人物のトップが忠勝なので、いつかこれが入れ替わる時が来るんだろうか…?