砂糖水と雑記帳

なんでもない日常の雑記帳 ~猫と暮らしてゲームして~

【どうする家康】ついに輝きを放つ徳川四天王!

小牧長久手の戦いが描かれた32話。

色々と気になる部分がありましたが、今回のメインはやっぱり徳川四天王だったのだと思います。

今まで少々頼りない側に置かれていた若い3人の凛々しい姿。

格好良かったですね。

徳川四天王

徳川四天王、時と場合によっては少々の変化があったりするようですが、酒井忠次本田忠勝榊原康政井伊直政の4名がその四天王。

徳川家康の天下取りに大いに貢献した方々ですよね。

今まで酒井忠次に関しては、皆のお兄さん的立ち位置からの働きが描かれていて。

柔くもあり強くもある姿を見てきました。

その他3名はまだまだ若者で。

家康と共に成長途中って感じが強かったです。

が、家康が変化しているということは、彼らも当然変化していて。

前回と今回でその部分がフォーカスされていたのが嬉しかったなぁ。

康政は飄々としていて、機転が利くタイプなのだろうと最初から分かっていた。

けれど、その機転が利くという部分がもっと深くなっていて、知識と知恵とを持ち合わせた人物になっていましたね。

「戦では忠勝には勝てないから、武ではなく知で活躍する」という言葉もありましたが、忠勝との関係性も深まってより良いものになっているのも嬉しくなってしまいます。

忠勝も「殿を天下人にするまでは死ねない」と康政に伝えますが、お互いが本音を言い合える間柄であるというのが胸アツ。

敵軍を前にして吠える忠勝は格好良かった。

身に着けている鎧の影響もありますが、どっしりと構えたあの姿は戦国最強という言葉を背負っても負けない迫力。

そうそう、鎧に関して前回から気になっていたのが直政。

井伊直政と言えば、赤い鎧のイメージ。ひこにゃんも赤い鎧を身に着けてますよね。

これはもちろん史実から来ているものですけれども。

ドラマでは元武田軍を家康に任されている直政。

「だから、直政も赤い鎧にしたのかな?」って私は思ったんですけど、どうなんだろう…?

史実的と創作を上手くかけ合わせた結果なのかなぁって思ってしまった。

最強の武田軍と言えば、あの赤い鎧ですからね。

敵の前に並べば圧倒できる。ドラマでもそのような描写がされていました。

直政は小柄だし、見目の良い美男子で。

あの姿からは戦上手とか強者の印象は薄いでしょう。

だからこそ、赤い鎧を纏いその軍を引き連れることで視覚情報の上で敵の優位に立っていたんじゃないかなぁ?って勝手に想像してます。

「戦略の1つだったのでは?」っていう。

そう言えば、ドラマの中で初めて井伊の土地が映りましたね。

直政が家康に仕官すると決めた時の回想でしたが。

あの屋敷の外に広がる幻想的な景色が、井伊の土地の姿。

直政の母の姿と相まって、この世のものではないように演出されているのかな?って思いました。

甲斐の土地も幻想的だったけど、毛色が違いますよね。

甲斐には仙人が居そうで、井伊には天女が居そう。

小姓の違い

直政は母に「見た目の良さも能力の一つ」というようなことを言われていましたね。

それによって家康に見いだされるだろうって。

今作はわりとBL的演出が多いとか言われてますけど、戦国時代は普通にあったことで。

そういう意味で家康に気に入られるのも出世の道っていうことですよね。

信長には蘭丸が居たし、要はそういった関係性になるだけの魅力が直政にもあった。

で、今回見ていて気になったものの1つが小姓の違いでした。

直政は元ですが、家康の小姓です。

信長には蘭丸やその他数名の小姓が居ましたよね。

秀吉にも少なくとも2名の小姓が居る。

この3人の武将についている小姓の違いが面白いなぁと思ってドラマを見てました。

信長の小姓って、蘭丸をはじめとしてみんなシュッとした顔をしてた。

系統が同じというか、とにかく「都会的」と表現できそうなお顔の方たちばかりだったように記憶しています。

一方の家康の小姓であった直政は整った顔立ちだけれども、かわいらしさも持っている。

ちょっと冷たく見える信長の小姓たちとは対照的に親しみやすいお顔って言ったらよいのかな?

もちろん演じている俳優さんは超お綺麗だし、田舎者感はないんですけど。

でも、直政の出自も相まって「都会的なお顔」ではないけれど、育ちの良さがある可愛らしい感じが伝わる。

さて、秀吉の小姓。

戦の為に作られた陣にて、秀吉の後ろに2名控えてましたけれど。

なんというか、「田舎っぽい顔だな」と。

あと、ものすごくやる気のなさが感じられて。

信長・家康の小姓には見られなかったあの気怠い感じは何なんだろう?

綺麗なお顔の少年を傍に置かないのは、あえてなのかな?

あんまり綺麗な子だと自分がより醜く映ってしまう…的な。

分からないけれども、ドラマを見ていてすごく気になってしまいました、秀吉の小姓たち。

普通出世のチャンスだと思うんですけどね、小姓って。

なんであんなにやる気ない感じだったんだろ…?

文字数…

他にも色々と書きたい事があったのですが、気づけば文字数が…。

ということで、今回の大河感想雑記はここまでにします。

蜻蛉切に蜻蛉が留まって飛び立ったところで「飛びたてちゃった…」って思ったのは、ここだけの秘密。

次回からまたちょっとズッシリしたパートに入りそうな予感なので、心の準備をしておきたいですね。

では、次回。

ブログランキング・にほんブログ村へ