薄曇りの今日は、なんだか寒いです。
特に出かける用事もなく引きこもりデーになるはずでしたが、ボールペンのインクが無くなりまして。
「これ幸い」と、近くの文房具店まで行ってきました。
文房具スキーの私にとっては、何よりも楽しいテーマパークである文房具店。
ついつい長居してしまったよ。
替え芯大事。
ボールペン、買う時のポイントは「替え芯があるかどうか?」だったりします。
やっぱり気に入って買うのですから、長く使いたい。
そんなわけで、新しくボールペンを買う時には必ずそのインクが切れた時に替え芯があるのかを確認します。メーカーで発売されているかどうか?っていう確認です。
で、ストックとして一緒に替え芯も購入している。
今日も書き物をしていてボールペンのインクが切れ、替え芯のストックを確認してみたのですが、今求めている替え芯が無かったんです。
「欲しい!」ってタイミングは書き物している最中であることがほとんどなので、必ず直ぐに入れ替えられるように準備しているのですが…。
インクが無くなってしまったので、書き物の手は一旦ストップ。
近所の文具店のオープン時間を確認して、ソワソワと待っていました。
文具店、車で10分もあれば行ける距離にあるんです。
時々お店の前を通ったりすると、「行きたい…!」と思うのですけど、なかなか足を向けるタイミングが無くて。
そんな時に訪れた、ある意味幸運なインク切れでした。
ワクワク&ワクワク
文具店ってなんであんなに楽しいのでしょうね?
「無駄遣いはしないぞ」と心に強く決め、店内に足を踏み入れるともう、ウッキウキ。
とりあえず目的のボールペンの替え芯をゲットし、そこからひたすら店内をブラブラしていました。
ボールペンもシャーペンも、ノートの類も大好きなので延々と見ていられる。
そんな私のテンションを一気に上げてくれるのが、万年筆やインクのコーナーです。
文具店オリジナルの瓶入りインクがあり、ついつい手を伸ばして眺めてしまいました。
刀剣の名前を冠したインクが並んでいて、『小狐丸』を見つけてしまってしばらくその場から動けなかった。
万年筆だけでなく、ガラスペンも充実していたので、それも眺めるのが楽しくて…!
そして、ブラブラしていて「そう言えば、」と思い出したんです。
「つけペンの柄が欲しかった」ことを。
家におじさんが遺してくれたつけペンのペン先と柄があるのです。
その柄はとてもお洒落なのですが、ちょっとスタイリッシュで細めなデザインで、長く持っていると手が痛くなってしまうんです。
そこで、ペン先に合う柄を探していました。
漫画とか絵を描かれる方に向けたコーナーの一角に、ペン先と柄が並んでいて。
木製の柄を見つけることが出来ました。
価格もお手頃で、試しに買ってみるくらいの気軽さで購入できた。
家にあるペン先とはメーカーが違うので不安でしたが、帰宅してから試してみると装着できた!
商品には「マルチ」と書いてありましたが、メーカー指定されていたのでちょっと不安だったんです。
欲を言えば、もっと太めの柄の方が握りやすくて書きやすいのですが、それでも家にある物よりも文字が書きやすい。
これでつけペンもどんどんと使うことが出来ます。
ということは、瓶インクの使用頻度も上がるということ。
また何か「自分へのご褒美」的な感じで、新しく瓶インクを買いたいなぁと思ってしまいました。
そのためにも、今手元にあるインクたちをちゃんと使っていきたい。
財布の紐は堅めで。
「無駄遣いしないぞ!」という意思でお店をグルグルと回り、結果605円のお買い物になりました。
ボールペンの替え芯と、つけペンの柄の2点を購入。
実を言うと、ついつい手に取ってしまった物もいくつもあるのですが、ぐっと我慢して、棚に戻してきました。
「必要な物だけ、使う物だけ…」と、頭の中で念仏のごとく唱えてのお買い物。
お店の入り口でカゴを手に取らなかったのも、大きかったように思います。
人間の心理的に、手に持ちきれないと判断すると購買意欲が下がるようで。
つまり、カゴを持ってしまうと「ついつい」で、カゴに入る分は買ってしまう。
さらに、カートを使用しているとカゴの重さが分からず、もっと買い過ぎてしまう、らしい。
文具店なのでカートはありませんでしたが、でも、カゴを手に取っていたらとんでもないお買い物をしていた気がします、私。
ま、ボールペンの替え芯を求めていたので、そもそもカゴを手に取る必要性は無かったんですけど。
最初に目的の商品を手に取って、それを握りしめながらのお買い物でした。
いつかお財布の中身に余裕が出てきたら、「〇〇円まで」とか金額を決めてお買い物してみたいですね。
それはそれで色々と悩みながら店内を回るのだろうと想像しますが、とても面白そう。
企画的な感じで、いつかやってみても良いかも。