久しぶりにフォーを食べました。
しかも、自炊した物ではなくスーパーで売られていた既製品。
「大好きなフォーを久しぶりに食べられて嬉しい!」と喜んでいた私に、塩味の衝撃が襲いました…。
ビックリよ。
塩分相当量4.7g
フォー、美味しいですよね。
最近はインスタントでも売っていたりするので、手軽に食べられる美味しい麺。
しかしながら、私にはなかなか手が出せないご飯だったりします。
何故なら、塩分量が多いから。
ラーメンなどにも言えることですが、麺類って大抵塩分量がえげつない。
私が購入した既製品のフォーも、塩分相当量が4.7gでした。
1日の摂取目安が6g以下なので、1品で4.7gもの塩分が含まれている食品は普段なら絶対に選んだりしません。
が、「久しぶりだし…」と買ってみたんです。
「久しぶりに好きな味が食べられる!」とウキウキしながら口にしてみて、びっくり。
ひたすらに塩っ辛いのです…。
フォーにはレモンのスライスが入っていて、塩味と酸味が楽しめるはずの商品だったのですが、レモンが全く感じられず。
「スライスが小さいからかな?」と、家にあったレモン果汁を追加したのですが、酸味ははるか遠くの方にちらつく程度で…。
かなりの量を入れたのですが、塩味に完全に負けてました。
舌の変化。
普段から塩分量など気を付けているので、そのおかげか舌も変化したようです。
多分、昔の私なら美味しく食べていたフォー。
今の私には塩の塊に感じられるほどに塩辛く、美味しいとは感じるものの「もういいや」と思ってしまう物に変化していました。
減塩って、難しいと言われたりしますよね。
いきなり塩分量を抑えた食事に変えてしまうと、物足りなくて、美味しく感じられなくて…。
食事って毎日のことなので、毎日続けていれば舌が変化していきます。
ただ、せっかく減塩食に慣れた舌でも、食事を元に戻してしまうと舌も戻ってしまうので、毎日の継続が大事なのだと以前読んだ本に書かれていました。
久しぶりにフォーを食べて塩味に驚いた私からすると、塩分に気を付けた食事に慣れてしまった舌は、塩分ガッツリの食事に慣れるのにも時間がかかるように感じます。
不味いわけじゃないけれど、量を食べられないし…。
塩味の衝撃が強すぎて、久しぶりのフォーの感動も吹き飛びました。
美味しいご飯
夏になると冷麺が食べたくなるんです、私。
酸っぱくてしょっぱい麺類が好きで、あの独特の麺が好きで。
ただ、スーパーに売っている冷麺、麺を茹でて付属のスープと作るタイプの商品の塩分量は7gを越えていて…。
今回のフォーで衝撃を受けまくった私からすると、冷麺も同じく衝撃の塊なのだろうと簡単に想像が出来てしまいました。
麺だけを売っているお店を知っているので、スープは自作した方が確実に美味しい冷麺に出来そうです。
ちなみに、そうめんとか蕎麦にうどんと麺類を食べていますが、使用する麺つゆの量はかなり少ないです。
そうめんの場合、乾麺100g(茹でると300gくらい)に対して2倍濃縮の麺つゆ20gが私の基本。
薄めることはせず、麺にからめるようにして食べてます。
そのため、ちゃぷっとそうめんをつゆに浸けて食べるような食べ方にはなりません。
それでも十分に塩味は感じられるし、物足りなさも不満もない。
食べ方を工夫すれば、塩味に頼らなくても美味しいご飯が食べられると分かってしまった現在。
既製品の塩分量は気をつけないと、ちょっと損した気分になるなぁと学びになりました。
何度も書きますが、買ったフォーは美味しかったです。
ただ、私には塩分の衝撃が強すぎただけ。フォーは、悪くない。