図書館で借りてきた本を頑張って読んでいる現在。
借りていられる期間は2週間なのですが、それで2冊読み終えられるか若干の不安を感じています。
それくらいにムズカシイ本。
でも、面白い。
分からないをわかる
今回図書館で借りた本は2冊。
そもそも年末から読んでみたいと検索して目星をつけていた1冊を借りるついでに、もう1冊手に取ったという感じでして。
その目星をつけていた本というのが、哲学の本。
そもそもこの本を知るきっかけはいつも見ているYouTubeチャンネルの動画。
【狂気】店を乗っ取るための下剋上サツ人事件「SMクラブ乗っ取り事件」【水ミス】 - YouTube
事件の内容もなかなかでしたが、その犯人が哲学の本を出している…ということに興味を惹かれ、調べてみたところ地元の図書館の蔵書にあったのでそれを借りてみたんです。
哲学なんて、私は分からないのですが、興味本位で手を伸ばしてみた。
結果として、わからないことを分かりながら読んでいる最中って感じです。
まだ本自体読み終えたわけではないので、最終的な感想は出せませんが、『善く生きる』ということについて考え、想いを交わしているんですよね。
この本が手紙のやり取りをまとめたものなので、そういう受け取りになるのだとも思うんですけど。
善く生きるとは?という課題(と言って良いのだろうか?)について取り組んでいる2人の本なのかな、と。
俯瞰力
哲学については知識も無いし、ワカランって感じですけれども、そんな私でも本を読んでいて「分かる」と感じる部分があったりします。
それは、私が占い師の勉強として学んだ心理学で触れられていた部分、それに近しい部分の話が出てくると、自分の中にも少なからずある知識のために分かると感じるのだと思っていて。
あと、共感できるのもそう言った部分だったりするんです。
そういう私の中での理解や共感を集めて思うに、「人間大事なのは俯瞰する力だな」と、本を読みながら感じています。
怒りも悲しみも俯瞰する力があれば自分の中でどうにでも処理できる。
それは、思考する力でもあるのだろうと思います。
本の中では個と大衆との話が出てきたりするのですけど、自分自身について深く思考する能力を持たないということへの嘆きとか、なんだか私は分かる気がするんです。
もちろん、哲学者の人の言う思考と私の思う(共感する)部分の深度はかなりの差があるのだろうとは思うのですけれど。
自分自身について思考するためには、まず俯瞰する力がなくては始まらないし…っていうことで、「俯瞰力って大事だなー」と。
難しい本を難しいと思って読む面白さを体感しているよ。
さて、俯瞰
俯瞰力、言うは易し…ってやつだと思います。
ただ、鍛えることは出来そうだな、と私自身は思ってる。
グルグルとどうでもいい事やどうしようもない事を考えてしまう質なので、そういう意味ではわりと向いているのかもしれません、私。
そんな私は、朝グルグルしていたのです。
ブログに頂いたコメントを読んでいてグルグルへと突っ込んだ。
そもそも何故グルグル考え込んでいるのかが分からないところからのスタートだったのですが、「意図が伝わっていなかった」事がグルグルの原因だったことが判明。
その結果、「ま、仕方ない」と片付けることが出来ました。
どれだけ噛み砕いて丁寧に文字を書いたり言葉にしたりしても、伝わらない事はあるのです。
そう思えば腹も立ちません。
ということで、グルグルも解消。
気持ち良く1日を過ごせるなら、それでヨシなのです。
本、全て読み終えて感想を書くかどうかは分かりません。
が、現状わからないなりに楽しく読んでいます。