用事があって100円ショップのセリアに行ってきました。
目的の物は明確にあったのですが、いつもの如くうろうろと店内を散策していたら、発見しました、ガラスペン!
ついに、出会えた!!
100円のガラスペン
昨年の夏頃に発売されたセリアのガラスペン。
私がその情報をゲットしたのが昨年9月ごろだったのですが、そこから探しても見当たらず…。
店員さんに「メーカー欠品」と言われ、しょんぼりしていたんです。
販売停止になったわけではないのでいつかは流通も再開するのだろうとは思っていましたが、それでも正直心は萎えてしまい、入手は出来ない物と思っていました。
そんな感じで完全諦めモードでいたのですが、今日、発見したのです。
本来の目的は、プランター。
ただ、100均に行ったからには文具のコーナーをウロチョロしたい…!ということで、ノートの棚など見ていた私の元に、一緒に出掛けていた母が「ガラスペンいっぱいあるよ!」と、教えてくれたのでした。
ガラスペンが入手できずガッカリを極めていた私の姿を母も見ていたので、どうやら母の記憶にもセリアのガラスペンの事が刻まれていたらしく…。
「いっぱいある」という母の言葉の通り、びっくりするくらいに(というか、普通の商品の様に)並んでいました。
あんなにも探し回って無かった物が普通に並んでいると、それだけでかなり驚くものです。
ということで、いくつも吟味して3本購入して来ました。
3本買っても300円です。
書き比べ
帰宅して早速、書き比べ。
事前にYouTubeの動画でペンには個体差があることを知っていたので、なるべく私好みっぽいペン先の子を選んだつもりでした。
その確認を兼ねての書き比べ。
3本のガラスペン、グリーン・ピンク・パープルの軸の物をそれぞれ選んだのですが、書いてみるとその個性の差が本当によく分かる。
なんだったら、ペン先にインクをつけた段階でかなり違う。
3本の中ではピンクが1番好みに近い書き心地でした。
私はとにかく線が細い字が書きたいので、万年筆なども必ず細字を選びます。
ということで、ガラスペンに求めるのも、線の細さ。
私が買った中では、ピンクの軸が1番その細さの面をクリアしてくれた。
それと並ぶのがグリーン軸の子。
ピンクとグリーンは正直そこまで大きな差は感じませんでしたが、細かい部分でピンクの方がより私の好みだった、という感じです。
さて、残ったパープル。
私が選んだ中では1番の個性派。
インクをペン先につけた段階で、圧倒的なインク保持力を見せてくれ、たっぷりのインクで紙がにじむほどでした。
紙は普通の上質紙です。
そんなわけで書き始めの文字はぶっとくなる。
大きな文字を書くときなどはとても活躍してくれそうなのはパープルって感じかな。
書き心地や紙へのあたりは3本中1番優しいので、お手紙を書くときなどはこの子が活躍しそうだと感じました。
普段はほぼ日手帳の小さい方眼にちまっと文字を書き連ねていくので、そういう時にはあんまり向かないかな~とは思いますが。
個性、いろいろ
100円でガラスペンが手に入るというだけでもかなりの驚きではありましたが、書いてみて問題なく文字が書けている事にも驚いています。
商品なのだから、当たり前なのですけどね…。
あと、100円だからこそと言ってしまうとアレかもしれませんが、商品の安定感の無さがそれぞれのペンの個性として現れていて私としてはとても楽しかったです。
これもある意味では100円のガラスペンの強みなのではないでしょうか?
ある程度の金額ならしっかり安定したモノを求めたくなりますけど、100円だといくつも買って書き比べる面白さがある気がして…。
とりあえず、ずっと思い焦がれていた子を入手出来て私は満足です。
これからインクが欲しくなる気がしているよ…。