光る君へ、第2話の大きな感想は「大河ドラマっぽくないな」でした。
なんというか、時代劇なのだけれども現代劇の様に見れてしまった。
そういう新鮮さを感じながらの視聴でした。
サラッと感。
あっさり風味?
第2話、成人を迎えたまひろや道長の姿が描かれていました。
予想通り、まひろは父との関係がとっても悪化していて、口もききたくないというような、そういう状態。そりゃそうだ。
道長の方は、大らかさはそのままに成人して仕事についていましたね。
見終えての感想としては、良い意味であっさり。
時代劇とか大河ドラマというような印象が薄く、普通の人間模様を描いたドラマとして楽しんだ感じでした。
もちろんその時代ならではの普通とか、現代との違いは多々ありましたけれども、そういうモノにいちいち引っかかることなくノンストレスで見終えたというのは、とても大きい気がします。
個人的には、藤原詮子役の吉田羊さんの存在が強くあるのかな?と。
道長との会話のシーンのあのナチュラルさって、別に時代関係ないよねって思えて。
ただその一方で、帝に文(和歌?)を送る場面や、それを突き返されて涙するところは、あの時代特有で。
そういう時間を感じさせない部分との行き来が自然となされるので、見ていて心地よかったです。
文を書く
今回のキーになっているのは、やはり文(和歌)ですよね。
まひろは代筆をしていたし、詮子は帝に書いていたし。
あの時代において、いかに重要視されていたのか?とか、生活に馴染んでいたのか?とか、そういう事を一気に表していたように感じました。
ただ、まひろの代筆仕事に関して個人的に疑問に思ったのが、どこまで依頼者の話を聞いているのか?というポイント。
ドラマの中で何度も手紙を突き返されて…という男性が居ましたが、そもそも前提としてその男性と意中の相手との関係性とか思い出話とか、どこまで聞いてあの手紙を書いていたのでしょう?
まっさらな状態でまひろが空想して書いていたのだとしたら、突き返されて当然なわけで…。
代筆を仕事のようにしているわけだから、それなりにしっかり把握してなくてはいけないよねぇ…っていう。
相手の意図が汲めなくては望む手紙や和歌は書けないでしょうし。
そういう、ドラマとしては多分どうでもよいであろう所がすごく気になってしまいました。
最初から男性の話を聞いていれば、何度も手紙を突き返されるってことも無かっただろうし…。
どうでも良い事ついでにもう1つ愚痴を言うならば、HPが見にくいです。
相関図とか…。
人数が多かったり複雑だったりで仕方ないのかもしれませんけど、どうする家康とか鎌倉殿の13人の時のようなHPにはならないのでしょうか?
ブログを書くために振り返りで見たりするんですけど、なんか、不満。
これから動き出すのですね、
まひろ達が成人したので、これからお話がやっと動き出すのだろうと思っています。
この時代については本当に知識が無いので、誰が何をした…的なものも分からず、だからこそ面白く見ている現状。
そんなわけで1番気になるのが、花山天皇です。
うつけ(しれものと言われていましたね…)を演じていた彼が一体どんな人物なのか…?
これからもっと分かっていくのであれば嬉しいし、面白そうだなぁと。
メタ的に言うなら、本郷奏多さんが演じているので、ただのお馬鹿ではないというのは想像が出来てしまうのです。
気になる人物が1人でも出てくると、より面白くなっていきますね、ドラマ。