最近あまり話題にあげることが減りましたが、我が家には猫の他にチンチラ(ネズミ)がおります。
名前はルコ。
つい先日このチンチラのルコに関しての一大事があったので、それを振り返りつつ書いていきたいと思います。
朝からてんやわんやでしたの。
ルコさん
チンチラのルコを迎えた際、ブログにも書いていました。
その時に私が書いていた情報としては、2018年9月20日生まれの(たぶん)男の子。
つまり今年で6歳になります。
チンチラはそこそこに長生きしてくれるので、10年~15年くらいが寿命と言われています。
長生きの子だと20年くらい生きてくれたりするんだよね。
祖母と暮らしていた家に迎えたルコさん。
私の引っ越しに伴い、一緒にお引越しを経験した子でもあります。
ノアを迎えてからは、人間2人に猫1匹鼠1匹の家族となりました。
基本的に我が家は寒い家でして、ルコのケージを置いている部屋も通年ひや~っとしています。
さらに人もあまり立ち入らない、人通りの少ない場所でもあるので、生活環境としてはストレスも少ないと思ってる。
そんな我が家で、引っ越しという鬼ストレスを経て元気に生活してくれています。
毎日回し車をこれでもかと回し、走っているルコ。
しかし、つい先日そんなルコとのお別れを覚悟するような出来事がありました。
朝から大騒動
ゴミの日に合わせてケージの大掃除をしているのですが、その日はまさしく大掃除の日。
朝からいつものように掃除をしようとケージをのぞき込んでビックリしました。
「ルコさん息してない!」と。
大慌てでぐったりとしている、既に亡骸になってしまったと思われる体を抱き上げたところ、小さく動く様子が見てとれました。
まだ息をしている。
でも、もってあと数時間…?
そんな風に見えたので、朝からケージの掃除など放り出してタオルにくるんだルコを抱いていました。
口元にお水をあげてみたり、声をかけて撫でてあげたり…。
病院に連れていくことも考えたのですが、そもそもまだ開く時間には早い。
そこでひたすら抱いて様子を見ていたんです。
平日だったので母も心配しつつ出勤。
本来は涼しい場所が好ましいと分かっているのですが、とりあえず2階の部屋に一緒に移動。
太陽が出てきてからは、日なたで様子を見ていました。
朝の発見から少し経ち、太陽が昇って日なたもポカポカとしてきた頃、なんとルコがモゾモゾと動き出し…。
ぐったりとしていたのでタオルとペットシーツを重ねた上に寝かせていたのですが、気づけばちょっと移動してる。
いつもより元気は明らかに無いのですが、それでも発見時に比べれば元気が戻っているように見えました。
そこで、簡易的にカゴにタオルやペットシーツを敷き直し、ご飯とお水もセットして入れてみたところ自分で水を飲んだりご飯を食べたりしている…。
お別れを覚悟した朝でしたが、お昼ごろには「アレは一体何だったの…?」となってました。
考察と今の話
お別れの大騒ぎから数日経ち、ルコさんはすっかりいつも通り。
さっきも回し車で爆走してました。
チンチラの体調不良に関して調べてみたのですが、主な不調の原因として出てきたのは
の2つ。
それから、便秘や歯に関する問題なども見かけられた。
今の季節柄、またルコの生活している部屋を考えるに熱中症やストレスの線は薄いと考えています。
個人的に一番それっぽいと思っているのが、便秘。
チンチラって1歩歩くごとにコロコロとうんちを落とすくらいに快便なんです。
ぐったりとしていたルコを抱き上げたときに、お尻に出かけのうんちが見えていて。
ちょっとずつ元気を取り戻していったキッカケも、その出かけのソイツがぽろっと出てからだった気がする。
私の勘違いかもしれませんが、ぐったりとしているルコを抱きつつ、それでも時々寝返りを打たせてみたり、ブラシで毛を梳きながら体中触ってみたりしていたので、それで腸が動いてくれたのかな?なんて考えてます。
ちなみに、チンチラの便秘は最悪腸閉塞に繋がって命に関わる大問題だったりするそうです。
普段信じられないくらいに快便なので、出ない事の重みが私などとは比べものにならないくらいなのだろう…とか想像してしまう。
具合が悪そうでお別れを覚悟した時には毛ヅヤも悪く、見るからに最期感が漂っていたのですが、今ではそちらもいつも通り。
つやつやのふかふかに戻ってます。
本当は病院に連れていく方が良いのかもしれませんが、移動のストレスを考えると、今回は見送りでも良いのかな、と判断しました。
ここら辺って難しいところだよね。
愛猫のノアにも言えることですが、病院にかかるべき時もあるけれども、移動のストレスの方に重きを置くべき時もあるというか…。
多分ノアを見てくれている獣医さんがそういう考えの方なので、私も自然とそう考えているのだと思いますが、少なくともルコさんは今とっても元気なので心配してません。
あと、一瞬でも本気でお別れの覚悟をしたことで、今のこの時間がとても貴重なプレゼントのように感じられています。
いつかやって来る本当のお別れの時に後悔や悲しみが無くなるわけではありませんが、プレゼントタイムのおかげで幸せもたっぷり味わえていると思ってる。
とんでもない大騒動でしたが、チンチラと暮らしている方にとって何かしらの参考になれば幸いです。