ふわっとさらっと楽しむ大河ドラマ光る君へ。
今回はわりと面白く見られました。
眺めて流し見るくらいがちょうど良いと気づけたことと、道兼ショック的なことがなかったのが大きな要因と思われます。
「ただのぶ」って誰だっけ…?
ドラマを見ていてナレーションで「藤原斉信の妹の…」というところで「ただのぶって誰だっけ…?」となりまして。
頭の中でグルグルしていたら横で一緒に見ていた母も「ただのぶって誰だっけ?」と同じことを。
仕方のないことですが、藤原さんが多すぎて…。
下の名前だけで判断しようと思っても覚えられないんだよねぇ。
人物が出てきてくれてようやく「あぁ~」ってなったんですけれども。
そうそう、花山天皇(今は院ですが…)の中宮も斉信の妹でしたよね。
異母兄弟だったかどうだったか忘れましたが…。
美人が多い家系だったのか、花山天皇好みの女性の家系だったのか。
そんなことが気になってしまいました。
今回のタイトル回収は話の終わりでしたねぇ。
というか、毎回そうなのかな…?
矢が放たれるまでの流れをずっと描いてた感じなのだろうか。
私の想像としては冒頭あたりでやらかしてその後の騒動を描くのだろうと思っていましたが、そこら辺は次回なのですね。
分かりやすい弱さ
信じていた女に裏切られたとべそをかきながら帰宅した伊周。
幻想的なプライドが高く、打たれ弱いというのはとても分かりやすい、人物としては一貫性のある描かれ方ですね。
ひたすら彼には好感度を与えないまま退場させるのでしょうか。
ま、それならそれでいいんですけど。
次男の方が図太くて自由っていうのは、もしかして兄弟あるあるだったりするのかな?
っていうか、伊周は光子に妹がいることを知らなかったんだろうか…?
そんなことないよね?
伊周からすると妹よりも光子のほうが良いと思ってそちらに通っていた…と想像すると、男が来ているのは光子意外に考えられないという視野や思考の狭さを感じます。
妹の方には男が通うハズが無い的な考えが透けて見えてしまう感じね…。
そもそも前回の時点で救いようがないくらいに残念な人物になってしまっているので、これ以上下がることが無い位に好感度はないわけですけれども。
ひたすら底辺を走り続けるキャラっていうのも、見方によっては面白いのかな。
次回は、、
HPの次回のあらすじを見ていたら、定子が窮地に立たされるらしいです。
確かに次回予告でもバタバタしている様子が描かれていました。
道長が娘を入内させる理由付けがここでなされるのかな?などとメタ的に考えてしまっているのですが、どうなのでしょう?
彼は出世欲が無いわけで、娘を入内させる理由を出世のためという部分から持ってくることは難しいと思います。
そうなると、追い出された定子の代わり、一条天皇の心を休める存在として…的な形で入内が必要になってくるという方が自然な流れに思うのですが。
ま、勝手な想像ですけど。
そう言えば、今回の個人的MVPは実資でした。
「面白そうな場面を見たかった」というあの人間らしい様は、やっぱり魅力ですよねぇ。
見てたら絶対日記に書いているのだろうし。
あの絶妙な面白さは、他の人には無いキャラクター性ですよね。
次回もそういう面白さを期待してしまいます。
実資推しになるかもしれん。